2022年も残すところ1カ月となりました。この時期になると、来年の計画策定は概ね終わり、年内の着地や、年明けのイベント企画に忙しくなりますね。当社も2022年が中期計画の最終年度ということもあり、来年から始まる新たな中期に向けて準備をしています。
また、研究会会員様は、1年間の締め括りとして総会にご参加いただく予定かと思います。総会は今年1年を振り返りつつ、来年はどう会社を成長させるか、師と友と確認し合う場ですが、表彰式をやっているので、飛躍された企業様にとっては、外部から客観的に評価・称賛を得られるタイミングとも言えるでしょう。勿論、表彰されない企業の方が多いわけですから、これもまた客観的に自社を見つめる瞬間と言えるのかもしれません。
ちなみに、船井総研は上場企業グループの一員ですので、客観的評価を受ける機会が四半期決算ごとにあります。これは必ずしも称賛されることが多くなく、株式市場・投資家・アナリストが冷静に自社を分析して、経営を評価されるため、厳しい課題を突き付けられるケースが多いものです。皆様の場合ですと、銀行への決算報告会に近い存在でしょうか。最近は、決算の内容だけでなく、人的資本やESG活動等、様々な取組について評価を受けることが増えてきており、近時の経営というのは三方良しでも及ばない、、、ことを痛感させられます。
しかし、客観的に評価をされる定期的な機会というのは、経営においては必ずしも悪いことではありません。日々の業務に追われて、自分がいまどのポジションにいるか主観的に判断するだけでは、目標設定の精度が落ちてしまうからです。例えば、従業員満足度を主観で判断する経営者の方は恐らく少ないとは思いますが、単純に良い悪いを知ることが目的ではなく、正しい方策を講じるために客観的な調査を用いるのだと思います。顧客満足度も同様ではないでしょうか。
1年に1度、総合的に皆さんの会社がどのようなポジションにいらっしゃるのか、審査を受け、優れていれば褒め称えられ、さらに会社の認知度・信用度が上がる、そんなサイクルを産み出すため、始めたのがグレート・カンパニー・アワードです。ぜひ、今年の締め括りに、自社のポジションを正しく把握しておきませんか?
「グレートカンパニーアワード2023」
https://gca.funaisoken.co.jp/about/#anchor04
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