栄えある「グレートカンパニーアワード2022」の大賞は、熊本、福岡、佐賀で、注文住宅、建売分譲の事業を展開して、ここ10年で業績が5.3倍、年商230億円、経常利益19億円(2021年4月決算期)を実現した「株式会社シアーズホームグループHD」が受賞しました。
【グレートカンパニーとは】
社会的価値の高い「理念」のもと、その「企業らしさ」を感じさせる独特のビジネスモデルを磨き上げ、その結果、持続的成長を続ける会社のことです。そして、社員も顧客も誇りを持つような独特のカルチャーが形成されている企業を、グレートカンパニーと定義します。
グレートカンパニーの5つの要件として、
1.持続的成長企業であること
2.熱狂的ファンを持つ、ロイヤルティの高い企業であること
3.社員と、その家族が誇れる、社員満足の高い企業であること
4.自社らしさを大切にしていると思われる、個性的な企業であること
5.地域や社会からなくてはならないと思われている、社会的貢献企業であること
以上の要件を基に毎年、グレートカンパニー大賞が選ばれています。
【株式会社シアーズホームグループHDの大賞受賞の理由】
本年度、「株式会社シアーズホームグループHD」がグレートカンパニー大賞に選ばれた理由として、大きく3つあります。
1つ目は、継続的に120%以上の成長を実現し、10年間で業績が5.3倍、年商230億円になったことが挙げられます。そして、直近の決算では、経常利益8.3%の高収益化を実現させました。これらの成長と、高収益化は、「松竹梅戦略」を主とした多角化にあります。
創業間もない時から、一貫して、予算2000万円超えの〝松〟の注文住宅事業を展開してきました。それが伸び悩んだ2008年頃から、予算1600万円~1800万円の〝竹〟の規格住宅事業に取り組み、その後、予算1600万円以下の〝梅〟の建売分譲事業を展開するようになりました。住宅購入者の予算帯別に住宅ブランドを展開し、「松竹梅戦略」の多角化を本社がある熊本エリアで確立したことで、持続的に120%の成長を可能にし、さらに福岡、佐賀に展開し、今期からは鹿児島にも拡大し、成長を加速しています。
2つ目は、「社員の平均年収を5%以上毎年上げ続けること」を重要経営指標とし、経営をしていることです。「営業の仕組み化」と、セールスフォースを活用した「営業DX」を実装することで、若手社員の早期戦力化と、既存営業社員の高生産性を可能にし、毎年平均年収アップの還元を実現しています。
そして、3つ目は、収益の一部を地域貢献に還元していることです。野球、サッカー、バスケットボールなどのスポーツ団体や、096k熊本歌劇団、公共施設のネーミングライツを通じた文化団体への支援をしています。それらの取り組みが、地域に評価され、企業のブランド向上につながっています。
以上の理由から、船井総研グループ審査員、外部審査員ともに評価され、「株式会社シアーズホームグループHD」が、「グレートカンパニー大賞」に決定しました。まさに持続的成長をベースに「グレートカンパニーの5つの要件」を満たしたグレートカンパニーにふさわしい企業です。
今年も6月12日から16日にかけて、毎年恒例の「研究会全国大会、第95回経営戦略セミナー」をオンラインで開催します。そこでは「グレートカンパニーアワード授賞式」および、グレートカンパニー大賞「株式会社シアーズホームグループHD」代表取締役 丸本文紀氏との対談講演も聴講することが出来ます。また、多数のスペシャルゲストを迎えて、充実の講師陣、講座で、国内最大級の経営者向けオンラインセミナーを開催いたします。
セミナーの詳細は下記URLからご覧いただけます。
https://conference.funaisoken.co.jp
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
グレートカンパニーアワード2022 大賞企業
2022年04月27日