【介護経営】訪問介護の業績アップと収益向上コンサルティング
訪問介護事業の業績を上げる4つの手法をご紹介!
概要
介護保険事業の中で最も一般の方がよく口にする「ヘルパーさん」という言葉。 本ページでは、そのヘルパー事業=訪問介護の業績アップ手法をご紹介します。
訪問介護事業の業績をあげるには?
訪問介護は、在宅生活の継続において絶対的に必要な事業で、貢献度も高く、社会的な意義も非常に高い業態です。
その一方で介護事業の中でもっとも職員採用が難しく、そして最も職員の平均年齢が高い業態です。
意義がある、だが、人手の課題が多い。
そんな訪問介護の業績アップ手法に関して、以下にまとめていきます。
訪問介護4つの業績アップ手法
①告知する
在宅生活を続けたいご利用者様はどの地域にも必ずいます。
しかし、人材確保が確保できないことが理由で訪問介護事業がなくなり、そして依頼できる事業所が少なくなっています。
つまりケアマネは「選択肢がない」という状況なのです。
皆さんの事業所で対応できる「枠」があるなら、「空いている」と告知することが大事です。
介護事業は、訪問でも通所でも特養でも「空いている」と告知することが大切です。
利用者からのニーズがあり、人気がある業態ほど、「空いていない」ということを「告知」しましょう。
②ヘルパーを増員する
稼働数が増えれば業績は上がります。稼働枠を増やすためにはヘルパーの増員が必要です。
そこまではわかっているわけですが、このヘルパーの増員が難しいのが実態です。
ヘルパーの採用倍率は20倍以上。それをどうやって解決させるか?
成功している法人が取り組んでいる「増員施策」を以下に紹介いたします。
・リファラル採用
リファラル採用 = 職員の紹介採用 です。
ヘルパーさんは、ヘルパーさんの知り合いがいることが多いです。
自法人のヘルパーに「紹介インセンティブ」をつけて採用促進するのが効果的です。
ただし、リファイルには一定の難度があります。
自法人に紹介する価値を感じていること。これが必要条件になってきます。
この手法で採用を増やしたい場合は、職員のエンゲージメントを高めることとセットで促進させましょう。
・社内求人
一定の規模があり、いくつか他の介護業態を持っている法人にオススメです。
社内の別業態に「求人広告」を出し、ヘルパーとのダブルワークまたは異動を促す手法です。
反応してくれるのは、夜勤がつらくなってきた職員、もっと稼ぎたい職員、人間関係を少しリセットしたい職員、スキルアップを目指したい職員など。
異動されてしまうと元の業態の方で人が足らなくなってしまう、という観点はありますが、ヘルパーの採用倍率の方がよっぽど高いため、トレードオフとしては成立する構造となります。
③サービスを再構築する
訪問介護はヘルパーの稼働状況・時間の組み方で売上が決まってくる事業です。
しかし、優しさが全面に出すぎて「非効率」な設計になってしまっていることが非常に多いのも実態です。
例えば、距離が遠い、訪問時間が利用者都合になりすぎている、ボランティアケアになってしまっている、など。
見直せるポイントはいつくもあるのですが、これを再構築していないケースが多いためここに手を付けましょう。
3か月に一度は、「最適化」を行い、ケアマネ・ご家族に提案していく。業績アップにつながっていくアクションですので、確実に行っていきましょう。
ヘルパーの稼働は、人が少ない分、とても貴重です。
④M&A
業績が良くない訪問介護所を買収するという手法も業績アップ手段として挙げられます。
訪問介護はヘルパーさんの仕事のつけ方で業績が変わってきます。
残念ながら「うまくない」事業所があるのも事実ですので、そういったうまくいっていない訪問介護事業所を買収することでヘルパーの増員と、サービスの再構築を行い、業績をあげるという方法もあります。
買収先の見つけ方は、取引先銀行などを当たるなど、この点においてもさまざまな手法があります。
おわりに
以上、2024年に事例として存在している、訪問介護事業の業績アップ手法でした。
細かい手法まではここでは明示しておりませんので、もっと詳しく聞いてみたい方は、船井総研の 「無料経営相談」 をご利用ください。
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