このような方におすすめ
- すでに障害年金業務を行っており、知識を深めたい方
- 審査請求の事例について詳しく聞きたい方
本セミナーで学べるポイント

どのようにロジックを組み立てたのか(どこを初診とし、申請をしたのか)
草村先生が申請した事例を5~6件解説していただき、質疑応答のお時間も設けます

医師への診断書の依頼方法(どのように診断書を書いて貰ったのか)

申立書やその他の添付資料で工夫した点など
講座で取り扱う事例
(事例タイトル)初診日の証明資料の能力不足を指摘され再審査請求まで進んだものの、処分変更により認定された事例
(病名)慢性腎不全・糖尿病性腎症
(詳細)人工透析開始を機に自身で申請を試みるも初診日が20年以上前のため、対応策を求め相談会にて受任。当時の勤務先賃金台帳等を参考資料に進めるも不支給。審査請求時に奇跡的に当時の領収書が見つかり、追加資料として提出するも具体的な診療科が判断できないという理由から棄却。複数提出資料から十分初診日の特定は可能な旨、再審査請求時に主張し最終的に処分変更により厚生年金2級に認定される。
(事例タイトル)40年近く前にも関わらず公的資料が取得でき遡及請求が認定された事例
(病名)下肢切断
(詳細)39年前の事故により足を切断。訪問先で偶然依頼者の症状に気付き症状的に2級に該当するため申請を勧めたところ、本人も半信半疑のなか依頼をいただき受任。交通事故が原因であったため、当時の新聞記事、障害者手帳関係の資料より初診日を特定し最終的に5年遡及で認定される。
(事例タイトル)勤務先で労災障害補償給付の手続きがされていなかった事例
(病名)左外傷後変形性股関節症
(詳細)勤務中の交通事故により会社を一時休業後、復職。その後、症状が改善せず人工関節の手術をすることになったことを機に来所相談。事故当時、労災5号給付(療養補償)、8号給付(休業補償)・23号報告(死傷病報告)は手続きをしていたが、10号給付(障害補償)は特に対応していなかったため、併給調整を視野にいれながら社会保険(障害年金)と合わせて手続きを行い、障害厚生年金3級、労災補償一時金10級に認定される。
(事例タイトル)障害基礎年金で人工関節による請求を行い認定された事例
(病名)両変形性股関節症
(詳細)人工関節置換による障害年金受給の可能性を求め相談を受ける。幼少期より股関節疾患があり、20歳前初診日で手続きを進めるも複数の医療機関が複雑に関与し初診日を固めるのに手間取る。症状的に人工関節置換後も筋力・可動域制限、日常生活動作状況に支障が見受けられたため、当初より2級の受給を目指し、予定通り基礎年金2級に認定される。
(事例タイトル)審査・再審査請求でともに棄却された後認定された事例
(病名)腕神経叢麻痺
(詳細)自身で診断書作成までの手続きを行った後、診断書内容の確認も含めて相談・依頼を受ける。当時受給可能と判断しそのまま手続きを進めたが、結果は不支給。その後、審査(棄却)・再審査請求を行う。再審査請求は本人参加で実際の上腕可動状況等を審査会で主張するものの棄却。主治医と相談の上、改めて腕神経叢麻痺の特徴を訴え再請求を行い、基礎年金2級に認定される。
(事例タイトル)審査・再審査請求でともに棄却された後認定された事例
(病名)精神遅滞(裁定)・広汎性発達障害(再請求)
(詳細)自身で請求を行い不支給。審査(棄却)・再審査請求で両親参加し参与からも肯定的な意見があったものの、最終的には棄却。その後、1年後に症状の変化が見られたため、再度依頼をいただき、再請求を行った結果、基礎2級に認定される。
(事例タイトル)平衡機能障害で認定された事例
(病名)脳腫瘍
(詳細)脳腫瘍手術後の後遺症(右耳の聴覚喪失、めまい持続、頭痛持続中)により傷病手当金を受給し会社を休職。傷病手当金の終了に合わせ障害年金の申請を考えメール相談・その後来所相談。当初聴覚で申請を進める予定であったが、聴力レベルが認定値に達せず、身体麻痺等の症状もなかったため、急遽平衡機能での認定を目指し対応を切り替え、厚生年金3級に認定される。
講座内容
第1講座 | 本日の実務研修開催にあたり 講座のポイント ①ゲスト講師の紹介 ②事例の読み方 株式会社船井総合研究所 山本 千穂 |
第2講座 | 草村先生から学ぶ!障害年金の事例共有 障害年金の事例共有 社会保険労務士法人 SOUMU 所長 草村 健一朗 氏 |
第3講座 | 本日の振り返り 明日から実践していただきたいこと 株式会社船井総合研究所 小泉 春奈 |
講師紹介

社会保険労務士法人 SOUMU
所長
草村 健一朗 氏
【専門家プロフィール】
◆氏名:草村 健一朗(そうむら けんいちろう)
社会保険労務士 登録番号 第09020009号
CFP™ 登録番号 J-90153421
平成14年社労士登録 以後20年近くに渡り延べ200件以上の中小企業の労務顧問業務、労災、年金手続き業務等の実務に携わる。障害年金を中心とした個人向け業務以外に労務顧問を中心とした法人業務実務にも精通しているため、障害年金の申請のみならず労災給付申請、障害者の就労支援、受入企業への実践的なアドバイスを行なえる強みを持っている。

株式会社 船井総合研究所
小泉 春奈
宮城県出身。社労士事務所の障害年金のコンサルティングに特化し、売上8,000万円の社労士事務所から開業まもない事務所までコンサルティングを実施。ウェブマーケティングを得意とし、障害年金におけるウェブ成功事例を開拓している。

株式会社 船井総合研究所
山本 千穂
北海道出身。新卒で船井総合研究所に入社。
学生時代から10年間デザインに携わり、大学在籍中に広告会社に長期インターンに参加。
2014年からは社労士事務所の障害年金のコンサルティングに従事。
障害年金分科会のチラシやHPのデザインを得意としており、手がけたチラシは問合せが約160%増加するなどの成果を上げている。
参加料金(税抜)
・一般価格 57,000円 (税込 62,700円)/ 一名様
・会員価格 45,600円 (税込 50,160円)/ 一名様
※ ご入金の際は、税込金額でのお振り込みをお願いいたします。
※ 会員価格は、各種経営研究会・経営フォーラム、および社長onlineプレミアムプラン(旧:FUNAIメンバーズPlus)にご入会中のお客様のお申込みに適用となります。詳しくは社長onlineをご確認ください。
日時・会場 (ログイン時間はセミナー開始の30分前です)
〈お申し込み期限につきまして〉開催日4日前までとなります。(銀行振込ご希望の場合は開催日6日前までとなり、それ以降はクレジット決済のみとなります)
〈複数開催の場合〉各回、同じ内容です。ご都合のよい日時をお選びください。
会場
日にち
時間
場所
申し込み
オンライン
2021/09/11 (土)
13:00~16:30
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2021/10/16 (土)
13:00~16:30
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2021/10/23 (土)
13:00~16:30
PCがあればどこでも受講可能
〈キャンセルについて〉
開催日3日前までにマイページよりキャンセルをお願い致します。それ以降は事務局宛にメールにてご連絡ください。キャンセル期日以降の有料セミナーのお取り消しの場合はご参加料金の50%を、当日の欠席は100%をキャンセル料として申し受けますのでご注意ください。
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