■ 業務と営業を両立してこそ、社会貢献が果たせる
船井総研との関わりは、DVDを購入したことがきっかけだったと思います。顧問開拓について、鹿児島の法律事務所の先生が具体的にわかりやすく話をされていました。実践可能な内容であったことがよかったので、次に法律事務所研究会に参加することにしました。
初めて参加した時の講師は東京の使用者側の先生でしたが、素晴らしい内容でとても有意義なものでし た。弁護士としてのあり方を重視したうえでの営業面についての情報が話されていたので、ぜひ、この会で勉強していきたいと思いました。
それまで私たちは、マーケティングや営業についての抵抗感はかなり強かったと思いますが、そのような意識は研究会に参加していくことで弱くなっていきました。例えば、前出の使用者側の先生の講座では、きちんと仕事に向き合ってなければ言えないことをお話されていたので、弁護士業務も営業も両立してこそ、適切なサービスを提供できて、社会貢献もできるのだと意識が変わりました。
■ 先進事例を知ることで意識が変わり、次のアクションが見えた
また、事務員の存在を軽視する弁護士も多いなか、事務員も含めた所員全員に活躍の場を与えて、事務所を発展させているという交通事故に特化した事務所のお話にも共感し、刺激を受けました。このように、もともと問題意識があったことを形にしている事例に触れることで、自社の進むべき方向性が明確になっていくのです。
意識が変われば、やり方はついてくるものだと思います。先進的な事例や教えていただいた内容で、できるものから取り入れて実践していきました。
また、研究会では、所長だけでなく、他の弁護士、時にはスタッフも参加してもらうことで,所員全員の意識が変わっていくきっかけとなったのではないかと思います。研究会に出ると、全国で頑張っている弁護士と接することができて、とても刺激を受けます(今はソーシャルディスタンスをとらざるを得ず、直接会えないのがとても残念です...)。組織としては、弁護士数、スタッフ数、事務所拠点数が漸増していますが、堅実に高度の専門的サービスを提供する精鋭部隊としていきたいと考えています。今は、弁護士は専門分野をもって対応しており、かなりの専門性があると思っています。スタッフ(事務員)も、分野を決めて(例えば、交通事故担当、相続担当と)専門化して業務にあたってもらっています。
■ 所員の意識の変化が「よい雰囲気」と「よい業績」をもたらす
2020年の実績でいうと、売上は9月までの前年比で約115%です。人員もそれほど変化はないので、コロナ禍においてはとてもよい傾向だと思います。顧問先数も漸増を続けています。顧問会社数は100社を超えており、毎月1~2社のペースで増えています。船井総研さんにお世話になる前と比べれば、1.5倍以上にはなっていると思います。一番は、スタッフの意識と行動の変化だと思います。それは、今回、グレートカンパニーアワードにノミネートされ、記事にしていただいたとおりです。組織の変化は著しく、それが「よい雰囲気」と「よい業績」に結びついているのだろうと思います。
数字も大事ですが、一人ひとりのストレスが減り、幸福感が高くなっているということが最も重要であると思います。個人的には、どれだけ業績が良くても、どれだけ利益が出ていても、どれだけ規模が大きくても、そこで働いている人が幸せでなければ、全く意味が無く、それどころか、そのような企業は規模が大きければ大きいほど、害悪も大きいと思います。このような考えは、他でも私なりに勉強しているなかで発想するようになったことではありますが、もちろん、船井総研で学んだこと、共に学ぶ研究会会員の皆様の影響は大きいと思います。
当事務所の弁護士やスタッフの能力は高く、提供している法的サービスの質は高いと思っていますので、それに見合った対価を受け取れるようにしたいと考えています。質を大事にしていく中で、漸増し、自然な形での規模拡大をしていきたいと思います。
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