地域のオンリーワンを目指す、商業施設デベロッパー、専門店チェーンに向けて、
業種・業態に関わらず、商業施設での売上を最大化する出店、リニューアル、プロモーション、
調査、研修の手法について船井総研の実績、事例を交えてお届けします。
アフターコロナ、アフターデジタル時代でも変えてはいけない原理・原則と
変えなければいけない時流、トレンドをご紹介するメールマガジンです。
【こんな方にお勧め】
・商業施設の営業、販促、研修担当の方
・専門店チェーンのSV、店長、出店担当の方
・既存店の売上ポテンシャル、新規店の売上予測をしたい方
・既存の事業モデルを評価したい金融機関、ファンド、AMの方
・新たな事業モデルを検討しているメーカー、卸の方
・最新のプロモーション事例を知りたい方
メールマガジンの例
SC経営のヒント(2020.02.11) 第566号
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【1】今週のメルマガ:『@cosme TOKYOに見るリアル×デジタル店舗とは?』
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https://sc.funaisoken.co.jp/201808/01163759.html
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化粧品市場は経済産業省『生産動態統計』によると、
2017年の出荷額は1兆6,325億円となっており、
成熟業界ではあるものの、インバウンド需要の増加により、
市場は伸び続けています。
化粧品のサブスクサービスが始まったり、
ニトリが化粧品業界に参入したりと、新しいニュースは絶えません。
そんな中、年明けに大規模化粧品小売店舗である「@cosme TOKYO」
がオープンしました。オープン日である1月10日に視察に行ってきました。
初年度売上目標は40億円、約400坪で、参加ブランドは200以上です。
店作りにおいて面白いと思った点が以下の3点です。
①@cosmeで蓄積したデータをVMDにふんだんに活用
⇒@cosmeの一番の財産・強みは、口コミの圧倒的なデータ量です。
デパコスも、バラエティコスメも、プチプラも、全て同じフロアで
各カテゴリのランキング別に並んでいるのが印象的でした。
価格もブランドもバラバラです。
@cosmeのHPの世界に入り込んで、ランキングを見ているようでした。
細かく口コミの数や、店員の手書きPOPが掲載された化粧品は
思わず手にとってしまいます。ネットとリアルの融合ですね。
②サイネージの設置数多
⇒レジの上は全てサイネージで覆われ、レジにて直前に買われたものや、
ランキングの変動がリアルタイムで映し出されます。
まさに生きた店舗です。
「今あれが売れているんだ~」と、ぼーっと見てしまいます。
何が売れているか、@cosmeユーザーが一番知りたい情報ですね。
また、各ブランドのコーナーもサイネージを多用していて、
店全体の雰囲気に活気があります。
意外と百貨店だとサイネージを使っている店舗(ブランド)は少ないのです。
③「体験」できる仕掛け
⇒ブランドと消費者を繋げる一つの工夫だと思います。
各所に体験を促す仕掛けがあります。
(1)ブランドに貸し出すイベントスペースを完備
※当日は男性の美容部員がメイクアップ教室をやっていました
(2)タレントやインフルエンサーがライブ配信するスタジオ
(3)肌診断ができる設備
・・・・等々
新しい形の店舗でしたが、
アイスタイルの代表が言うには「しっかりと小売店としての収益を出す」とのことです。
化粧品はどこでも同じ品質で、同じ価格で購入できます。
「選ばれる店舗」になるためには、自社の強みは何かを正しく認識し、
消費者の変化にどんどん適応していける店舗ではないでしょうか。
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