
■組織の課題にフォーカスした社員研修
当社は西日本旅客鉄道(JR西日本)のグループ会社で、駅構内(駅ナカ)を中心とした飲食店、車内販売を展開しています。業績は安定していますが、それゆえに社内から革新的な提案が生まれにくい状態にあり、将来業績が伸び悩んだ時どうなるかが心配でした。船井総研さんに社員研修をお願いしたのは、この状況を打破したいという思いからです。
2012年から、飲食業担当のコンサルタントの方に階層別研修をお願いし、40店を対象に、SV、店長、社員向けの各階層別の研修を年4回行っています。研修の1か月前に打合せをして現在の課題をご相談すると、その解決法を盛り込んだプログラムを用意してくださいます。売れるメニュー表のつくり方など、スタッフがすぐに実践できて効果が上がるノウハウを熱心に教えてくださるので社員も刺激を受けています。
■新業態開発で常に進化する店をつくる
2014年、当社で事業領域拡大のための新業態開発計画が持ち上がりました。駅から出て「路面や商業施設で通用するカフェ業態」をつくろうという初の試みです。これはぜひ船井総研さんにお手伝いいただこうと、担当コンサルタントの方にお願いしました。
競合が多いカフェ業態で勝つには、強い商品が必要です。私たちはターゲットである20~30代女性の好みを知るために、人気の店や商品を教えていただき研究しました。私たちは今までずっと駅構内で提供スピード重視の商品開発をしてきましたが、若い女性達が好む商品は丁寧な手作り感が感じられるもので、SNS映えする盛り付けの美しさ、斬新さが必要なことも分かってきました。
「新しい店では、少し手間がかかっても、お客様に感動してもらえる商品を提供しよう」私たちはオリジナルメニューを開発しながら、新しいオペレーションも考えていきました。
こうして生まれたカフェ「Drid-X-Cafe」は2015年新大阪に1号店をオープンし、現在大阪市内で3店舗を展開しています。船井総研さんと開発した、たまごサンドは1号店の看板商品になり、3号店限定の苺パフェは、苺の美しい断面がSNS映えすると評判を呼び、行列ができるヒット商品になりました。このカフェではこれからも商品開発に力を入れ、季節ごと、店舗ごとに新しいメニューを投入していく予定です。今後も店舗を増やす計画がありますので、船井総研さんには末永くお世話になりたいと思います。

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