- 新規事業フィージビリティスタディについて
- フィージビリティスタディ(新規事業開発検討)とは
- フィージビリティスタディ(新規事業開発検討)のプロセス
- 新規事業フィージビリティスタディについてよくあるご相談内容
- フィージビリティスタディ(新規事業開発検討)のご支援イメージ
- アウトプットイメージ:市場調査編
- アウトプットイメージ:事業性評価編
- アウトプットイメージ:最終納品報告書目次例
- 報告書イメージ
- 報告書イメージ(事業性評価)
- 報告書イメージ(事業性評価※事業コンセプト)
- 報告書イメージ(成功確率を高める重要指標・要因特定)
- 報告書イメージ(マーケティングプラン策定=4P設計)
- 船井総研の新規事業開発支援の特長
- ご支援実績(一例)
- お客様の声(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社様)
- 資料ダウンロード
フィージビリティスタディ(新規事業開発検討)とは
- 新規事業(案)の立案において、事業としての実現性(Feasibility)を確認するプロセスを指します。
- 新規事業を“アイディアベースのみで”進めることはリスクが大きいため、技術や採算の面から事前にその実現性を検証することが重要です。多くの要素を考慮したステップを踏むことで、スムーズな新規事業の立ち上げが可能になります。具体的には、外部インタビューや市場調査を通じて明確な判断材料を得ることが、成功への道を拓く方法となります。
【フィージビリティスタディが有効に機能する場面の例】
フィージビリティスタディ(新規事業開発検討)のプロセス
- フィージビリティスタディは、新規プロジェクトの成功を確保するための重要なステップです。このプロセスでは、事業の実現可能性を検証し、リスクを最小限に抑えるための情報を収集します。特に2030年に向けて、新しいビジネス環境や技術の変化が求められる中、明確な検討が不可欠です。
- このプロセスでは、事前に市場や技術面の分析を行い、外部インタビューや調査資料を用いて具体的なデータを集めることが求められます。採算や投資の条件も考慮し、ビジネスモデルの検証を進めることで、意思決定を行う際の判断材料を整えます。また、リスクやコストの面からも総合的に評価を行い、成功の可能性を高めるための方法を模索することが重要です。
- 具体的な進め方としては、プロジェクトの各段階で必要な項目を洗い出し、技術的なノウハウを活用して適切なシステムを構築します。特にフィージビリティスタディは、アイデアの段階から始まり、事業の実行段階へと進める際の基礎となるため、非常に重要な役割を果たします。
- このように、フィージビリティスタディを通じて得られる知識や経験は、プロジェクトを成功に導くための鍵となります。新しいビジネスの立ち上げにおいて、このプロセスをしっかりと実行することで、より確かな未来を築いていくことができるでしょう。
- 新規事業開発には1~4までの4つのプロセスがありますが、フィージビリティスタディでは主にプロセス2~3に対応します。
新規事業フィージビリティスタディについてよくあるご相談内容
- 主に新規事業担当部署さまや企画部さま、事業推進部署さまより、新規事業フィージビリティスタディに関して以下のようなご相談を頂いております。
- 新規事業アイデアの大まかな構想はできているものの、ローンチに向けて何を準備すればいいのか分からない。特に価格設定やスケジュールの作成方法についてアドバイスが欲しい。
- 〇〇ビジネスへの新規参入を検討していますが、本当に参入すべきかの判断材料を調査してほしい。また、事業を推進できる人員が不足しているため、サポートしてほしい。
- 〇〇業向けの支援機器の販売を新規事業として考えています。中小企業が多いこの業界の現場ニーズを反映させたビジネスモデルの改善を手伝ってほしい。
- 社内でのアイディアピッチを経て新規事業の推進が決まりましたが、それが本当に市場で成功するものかを市場調査を通じて判断したい。
- 〇〇事業への新規参入を考えていますが、収益化が難しいと感じています。参入可否の判断や、顧客獲得方法、内部体制の構築について相談したい。
フィージビリティスタディ(新規事業開発検討)のご支援イメージ
- 詳細は貴社ご検討の事業案をヒアリングさせて頂き提案させて頂きますが、モデルケースとしては3~4か月で以下ご支援を実施させていただきます。
アウトプットイメージ:市場調査編
- 市場調査では3C分析・PEST分析を踏まえてSWOT分析を行ってまいります。
アウトプットイメージ:事業性評価編
- 事業性の評価について、sampleイメージを掲載致します。(※ご要望に合わせて評価軸は再設計)
アウトプットイメージ:最終納品報告書目次例
- プロジェクト完了時には以下項目のフィージビリティスタディ・報告書を納品させて頂きます。
(※ご要望に合わせて目次は再設計)
報告書イメージ
- フィージビリティスタディの最終報告書のイメージを以下に掲載させていただきます。
市場調査
- 戦略の検討
ビジネスモデルの磨きこみ
- 事業性の評価
事業シミュレーション
報告書イメージ(事業性評価)
- 事業性評価のパートでは、各種分析(PEST・3C・SWOT)の結果を踏まえ事業性評価及びビジネスモデル整理をアウトプットさせていただきます。
(事業性評価の内容、アウトプット方針は貴社ご要望に合わせて再設計)
報告書イメージ(事業性評価※事業コンセプト)
- 事業コンセプトを設計させていただく際は「STP分析」の視点も踏まえて、設計をさせていただきます。
- (市場をどう捉え、どこを狙うのか?また先駆者に勝つためにどんなポジションで攻めるか?まで検証)
報告書イメージ(成功確率を高める重要指標・要因特定)
- 事業計画骨子策定の一部分である「成功確率を高める重要指標・要因特定」について、事業目標をKGI・KPI・KFSに分解をしたアウトプットにも対応可能でございます。
※以下sampleイメージを掲載
報告書イメージ(マーケティングプラン策定=4P設計)
- 商品及びサービスをどのように展開していくのか?前段で検証した分析結果(3C・SWOT分析)と連動した形で4Pが設計されているか?確認しながらより精度の高いプランへと磨きこみをさせていただきます。
船井総研の新規事業開発支援の特長
- 船井総研の新規事業開発支援では以下のような点を大事にしております。
- 新事事業×業種
の専門性 - 新規事業の専門コンサルタントと、業種・業界の深い知見を有する専門コンサルタントチームが、ツボを押さえた実効性の高い計画策定を行います。そのため、単に調査から「どの程度の事業になるか?」を評価するだけではなく、事業性を高めるための戦略策定のご提案も重視します。
- 事業案を
多数保有 - 船井総研では日々、事業案の収集及び新業態開発を行っており、事業案情報を多数有しております。ご興味がございましたら、「B-search(事業案を一部掲載)を参考までにご覧いただけたら幸いです。
- 一気通貫のサポート
- 船井総研では「事業案探しから、事業評価、事業の立ち上げ、事業展開」に至るまですべての工程をサポートさせていただいております。事業展開(立ち上げ・推進)フェーズにおいて、貴社のプロジェクトマネージャーとして、弊社新規事業開発コンサルタントが現場支援により伴走させて頂くことも可能です。
- 成功事例の蓄積
- 船井総研では、研究会(経営者向け勉強会)等を通じて長年にわたり「高収益企業」の分析を行っております。新規事業におけるビジネスモデルの磨きこみにおいては、蓄積された成功事例(ベンチマーク事例)をもとに、成功確度の高い提案が可能になると考えております。
- ビジネスモデル
メーカー - 船井総研自身がビジネスモデルメーカーとして、各業種で業績を上げるビジネスモデルを磨き上げ、マーケティングの支援を中心に全国展開する事業を長年展開しております。各業種より、常時70~80程度の時流に合ったビジネスモデルを提案しております。
- 特に船井総研が他社と異なる点として、業種専門コンサルタントとのチーム体制により、深い業種知見に基づくスピーディーで精度の高いプロジェクト遂行が可能になる点が挙げられます。
ご支援実績(一例)
- 船井総研では業種・業態・規模問わず、様々な新規事業の策定実績がございます。
- - 大手インフラ企業 -
- 自社の既存事業を活かした新規事業を行いたい
- 事業立案から実施したい
- 前提条件を設定し事業案を他社事例等を踏まえ抽出
- 初期10事業から絞り込んだ2事業について、詳細調査を実施し、簡易的な事業計画を策定
- - 大手電機系企業 -
- 社内で検討した事業の進め方が分からない
- 価格やスケジュールだけでなく攻略シナリオも含め検討したい
- 新規事業を核とした成長戦略の策定
- 新たなFC事業の実施
- - 大手消費財メーカー -
- 社内で立案した2事業について調査・具体化を行いたい
- 対象市場の市場調査を実施
- ブランド価値を大切にしたコンセプト設計から立地・店舗レイアウト、ツール要件や攻略対象顧客を定量化
- - 大手インフラ企業子会社 -
- 自社内で新規事業を構築したい
- 新規事業検討を通して自社役員・部長陣のマインドを変えたい
- 選定基準作りから第三者目線での評価を実施
- 自社の強みが最大化しやすいFCビジネスを選定の上、新規事業参入に至った。
- - 大手自動車メーカー -
- 自動車を活用したサービス事業の実施を検討
- 市場・競合調査を実施し、調査を元にした参入時の収益計画を具体化
- 参入におけるアクションプランを策定
- - 自動車小売業企業 -
- 商圏内での新規出店余地に上限が見え始め新規事業付加を検討
- 選定基準作りから第三者目線での評価を実施
- 自社の強みが最大化しやすいFCビジネスを選定の上、新規事業参入に至った。
- - アパレルメーカー -
- 既存事業の将来的な衰退が不安
- 既存事業の人材を活かし成長分野に参入したい
- 検討軸を固めたのち、数十の候補事業を提案
- 支援2カ月で新規事業参入ビジョン・候補事業案を決定
- - 大手IT企業 -
- 自社の要素技術を活用してた新規事業を検討
- 中小企業の課題やニーズを基に事業立案を実施したい
- 各業界のトップコンサルタントとの面談により業界の課題を特定し、追及する事業案を特定
- 検討した事業での立ち上げまでの伴走型支援を実施
- - 学校法人 -
- 自法人の理念に合致した、世の中にない形態の新事業の展開を検討
- どこまで需要が見込めるかを定量化したい
- 小規模既存事業者の事例や協業・共存方法の検討
- ターゲットの集客のための施策策定等を実施し、それらの効果を定量化して計画策定を実施
- - 地場不動産企業 -
- 所有している土地の利活用を検討したい
- ベンチマーク調査を基に、収益最大化に向けて地元・観光需要が取れる利活用プランを検討
- テナント種別・レイアウト等を具体的に策定
お客様の声(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社様)
会社名 | 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 |
代表 | 代表取締役 取締役社長 中野 隆雅 様 |
設立 | 2001年 |
従業員数 | 1247名(2023年3月末) |
事業内容 | 情報システムの企画設計・開発・製作ならびに販売、ソリューションの提供 |
【構想していた新規事業アイディアについて調査から戦略策定、事業計画策定まで実施】
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
DXソリューション事業部 DXソリューション営業部 第一課 エキスパート 佐藤 秀雄 様
- 開始前の状況・ご依頼のきっかけ
✔会社全体に「顧客に言われた通りにつくる」思考が強く、自身のアイディアから新規で事業立ち上げをするイメージを持てていませんでした。
✔また自身の意欲はあったものの、外部委託を行うことに対する納得を得ることに困難さを感じていました。しかし、自身だけでその事業を進めることにも限界を感じていました。当初は何をコンサル会社に依頼するかも固まりきっていない中で相談し、一緒に組み立ててる段階から付き合って頂きました。
✔取り組みの中でイメージしていたコンサル像とは異なる、実直で逃げない印象を抱き、他社とのコンペも実施した上で、担当コンサルタントが泥臭く手伝ってくださり、事業を成功に導いてくれそうだという想いから依頼に至りました。
- ご支援内容
✔提案させて頂いた調査から戦略策定、事業計画策定までを段階的に実行しました。支援の中で良かった点としては、当初決めていた事項はもちろんですが、進めていく中で出てくる課題に対しても柔軟に対応頂きました。
✔新規事業で手探りの状態でスタートした為すぐにやることが発散してしまう中で、コミュニケーションを密に取りながら事業やそのための調査・仮説検証・戦略立案の進むべき方向性について上手くかじ取りをして頂きました。また、進める中で必要になる些細な追加調査にも柔軟に対応して頂きました。
✔こちらが考えている思考を的確に理解頂き、それに応じた提案をしてくださいました(答えありきではなく、答えを模索する泥臭い作業に付き合ってくれた)。
✔開始段階でやることが分かっていないからこそ依頼していた背景があるので、そうした柔軟な対応が有効でした。
- ご支援の成果・ご支援を通じて得られた変化
✔構想していたアイディアを具体的に組み立てて頂きました。自身だけではとても出来なかったと思います。業界の専門的知見と深掘り調査を基に、フットワーク良く検討に付き合って頂き、結果としてスピーディーかつ質の高い計画策定まで実施して頂きました。
✔まず、会社の中でコンサルに対する印象が変わりました。コンサル会社に横文字でカッコいいことを言って期間が来たらいなくなるような印象を持っていましたが、今回のプロジェクトで実直で逃げない仕事をして頂いたことでイメージが変わり、別の案件を依頼させて頂くきっかけとなりました。
✔会社全体としても「言われたことをやる会社」でしたが、この新規事業検討で船井総研と二人三脚で検討をしたことで、まわりのメンバーにも良い刺激となり、新しいサービスを自ら立ち上げられるイメージは浸透しました。また組織としてもそうした新しいサービスを専属で検討するような組織が出来るきっかけとなりました。
資料ダウンロード
- 本ページの内容は以下からダウンロードできます。
- 【資料目次】
①フィージビリティスタディ(新規事業開発検討)とは
②フィージビリティスタディ(新規事業開発検討)のプロセス
③よくあるご相談内容
④ご支援イメージ
⑤アウトプットイメージ:市場調査編
⑥アウトプットイメージ:事業性評価編
⑦アウトプットイメージ:最終納品報告書目次例
⑧報告書イメージ
⑨報告書イメージ(事業性評価)
⑩報告書イメージ(事業性評価※事業コンセプト)
⑪報告書イメージ(成功確率を高める重要指標・要因特定)
⑫報告書イメージ(マーケティングプラン策定=4P設計)
⑬船井総研の特長
⑭ご支援実績(一例)
⑯お客様の声(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社様)