このような方にオススメ
- 今後の人口減、超高齢化による高齢者の人口増を見据え、訪問歯科の取り組み開始をお考えの方
- 訪問歯科を少し取り組んでいるが、規模が小さく、外来保険、自費に続く、第三の柱として、収益化を図っていきたい方
- 訪問歯科に取り組んでいるが、課題を抱えており、専門医院の具体的な取り組みや手法を参考にしたいとお考えの方
- か強診を取得しており、今後も施設基準をクリアするレベルで継続して訪問歯科に取り組む必要がある方
- 訪問歯科について全く知らず、現場で何を行っているのか、何を行えばよいのか、今後の参考に見てみたい方
本セミナーで学べるポイント

訪問歯科に取り組むメリットと課題
訪問歯科のメリットや取り組む意義には、『収益的なもの』、『社会的なもの』、そして今後の超高齢化時代を生きる人を育てる『教育的なもの』があるといえます。同時に、取り組むにあたり、課題となりうる点も把握しておく必要があります。事例を踏まえて、これらのポイントを解説させていただきます。

訪問歯科診療の全体像と一連の流れ
本セミナーでは、ゲスト医院様の実際の訪問診療の1日に帯同し、撮影した動画をもとに、リアルな訪問歯科診療の動きを解説、ご覧いただけます。これから始める医院様にとっても、すでに取り組まれている医院様にとっても、刮目すべき内容であることは間違いありません。

訪問歯科部門の拡大に必要な効率化や生産性向上の工夫
訪問歯科は高単価で利益率の高い保険診療科目ですが、多くの必要書式の作成、外来とは異なる算定ルールの把握、訪問ルート組み、外来と異なるライフステージにある患者様への効果的な診療、周辺介護職とのコミュニケーションなど、特有のノウハウが必要になります。主には、既に取り組みをされている医院様向けの内容として、効率化や生産性向上に繋がるポイントをご紹介いたします。

訪問歯科衛生士の取り組み内容について
訪問歯科において、患者様の最終ゴールは治療ではなく、経口摂取の維持や健康維持、疾病予防となり、口腔ケアは診療の要となります。しかし、ここには外来とは異なる考え方や診療技術が求められることはあまり知られていません。訪問歯科の分野で求められ、喜ばれる訪問歯科衛生士の取り組みについて学んでいただけます。

拡大の要点『訪問集患』の具体的な事例紹介
訪問歯科の体制拡大の最大の焦点は、いかに集患できるかに尽きます。依頼元は本人でないという点で外来と異なり、そのご家族や周辺介護職(ケアマネジャー、介護施設職員、等)になり、WEB集患が外来ほど有効でない点が障壁になります。逆をいうと、この参入障壁は一度立ち上げてしまえば、安易な競合参入を許さない診療モデルともいえます。集患を営業代行会社に丸投げしない、自院で実行可能・持続可能な取り組みをご紹介させていただきます。
お客様の声
地域後発で競合多数の中、スタッフ主導で訪問部門を確立。訪問売上月1万点⇒36万点、レセプト枚数100枚、訪問施設1件⇒18件、訪問スタッフ6名⇒15名と、定量的にも高成長部門となっています。外来でも分院展開、インビザラインへの注力など法人として多岐にわたる取り組みを行っており、これは経営の安定、リスク分散の視点もあります。一定の規模に成長した訪問診療部門の今後は、診療の質やシステムの向上を念頭に、この分野の成長を指南いただいたつがやす歯科医院・栂安先生を目指して、訪問歯科の王道に一層挑戦し続けていきます。
最初はか強診目的で訪問歯科をはじめ、院内にポスターを貼るなど取り組みを行っていましたが、集患が全くうまくいきませんでした。立ち上げから拡大の最大の成功要因は、船井総研とタッグを組んだことに外なりません。よくある患者送客ではなく、自院で訪問歯科を持続的に行う診療体制、集患のシステムを構築することができました。おかげさまで、2022年の訪問部門の医業収益は2,000万円に至り、現在も成長トレンドにあり、法人全体の売上構成の立派な柱に成長しています。
訪問歯科の開始当初、歯科医師は自身の1名体制でしたが、外来診療と並行させつつ、チームプレーを実践できたことで無事立ち上げができました。当院では、外来の受付担当者が地域連携担当を兼務してくれています。歯科医師が良い診療を行うことは勿論ですが、訪問歯科ではご家族や関係介護職、その他医療職との連携や情報共有が重要で、この両輪が回ることが大切だと思っています。おかげさまで現在では、行政機関とも連携し、地域住民向けの啓発講演や歯科検診イベントを行うなど、近隣地域社会に貢献できる診療科目に成長しています。
講座内容
第1講座 | 訪問歯科専門の歯科医師の1日に徹底密着 訪問歯科専門の歯科医師の1日に完全密着!出かける前の準備から始まり、在宅の患者宅への訪問歯科診療、その後は介護施設へ。移動中の車内での時間の使い方に至るまで、まるで現場で同行しているかのような臨場感でご覧いただき、また取り組みのポイントを園田氏自ら解説いただきます。訪問歯科診療は対象者が高齢者で、訪問先が患者のパーソナルスペースという性質上、見学の機会はほとんどありません。未経験の先生にとっても、すでに取り組み済みの先生にとっても、専門医院の現場見学は、またとない機会となるでしょう。 医療法人 音花会 理事長・院長 園田智之 氏 |
第2講座 | 【応用編】訪問歯科体制の効率化とワンナップ講座 訪問歯科に取り組んでいると、さまざまな課題が生じてきます。代表的なものでは、書類作成や事務面の業務が多いことや、集患の課題、歯科検診をしても患者移行率が低いこと、口腔ケアが続かない、単価が伸びない、指導対策などでしょうか。これらの諸課題に対して、TOMOデンタルがどのように立ち向かい、対策を練り、実施をされているのか。経験と実績に裏打ちされた明日から使える貴重なノウハウをご紹介いただきます。 医療法人 音花会 理事長・院長 園田智之 氏 |
第3講座 | 訪問歯科専門の歯科衛生士が伝える訪問口腔ケア これまで全国の歯科医院の訪問歯科立上げ・拡大のご支援を行なってきた経験上、歯科医師の診療以上に、不安を感じながら実践されている場合が多いように感じるのが、歯科衛生士による訪問衛生指導です。外来のメンテナンスの延長では不十分で、患者コミュニケーションや周辺介護職の信頼獲得も難しいことは明らかです。キュアよりケアが求められる訪問歯科診療において、最も重要な専門的口腔ケア。この講座では、訪問歯科を専門に行う歯科衛生士が実際に何を行い、どのような工夫を凝らしているか、実際の診療動画とあわせて解説いただきます。 医療法人 音花会 高橋奈津子 氏 |
第4講座 | 訪問歯科専門のコンサルタントが読み解くゲスト医院の真髄 訪問歯科の現場での診療補助やコーディネーター業務から、訪問診療部門の組織マネジメントまで、一気通貫して携わってきた十余年のキャリアをもつ専門のコンサルタントの鋭利な目線で、ゲスト医院の取り組みの中でも特筆して着目いただきたいポイント、参加される先生方にぜひ取り入れていただきたい内容を、同担当者の独自の知見も加えた上で、お話しいたします。 株式会社 船井総合研究所 奥田晋平 |
第5講座 | 本日のまとめ 人口減少や超高齢化、健康寿命の延伸、クオリティオブライフへの希求。時代背景から、訪問歯科への求め、その取り組み意義は一層高まっていくことが明らかです。一方で、目の届きにくい分野であるからこそ、診療の品質向上やそこに取り組むプライドや矜持が、さらに必要となってくるのではないでしょうか。全国さまざまな現場で私は介護職に聞きました。『皆様の楽しみは何ですか』と。その答えはいつも同じ、『食べること』なのです。ゲスト講師からは、そこに携わる真摯な眼差しを感じました。余談を含めながら、まとめとしてお話しいたします。 株式会社 船井総合研究所 若木伸文 |
講師紹介

医療法人 音花会
理事長・院長
園田智之 氏
福岡県出身
九州大学歯学部歯学科卒業
福岡県歯科医院勤務を経て、医療法人音花会 TOMOデンタル 院長就任。
近隣地域一番級の訪問歯科診療に特化した専門医院のトップとして、医院運営から診療レベルの担保を高いレベルで実践されている。

医療法人 音花会
高橋奈津子 氏
千葉県出身
医療法人音花会 TOMOデンタル 主任歯科衛生士
最前線で訪問歯科衛生士として活躍される一方、総務事務からマネジメント、集患の広報活動まで一手に担う、院長の補佐的存在でご活躍中。

株式会社 船井総合研究所
奥田晋平
前職は、訪問歯科の大手サポート企業で診療補助やコーディネーター業務から、訪問診療部門の組織マネジメントまで、一気通貫して携わってきた十余年のキャリアをもつ専門コンサルタント。外来での集患マーケティング、組織マネジメントはもちろん、訪問歯科への新規参入、広報集患活動の支援や拡大を得意分野としている。診療現場における多くの経験や他科医療機関、福祉介護連携と幅広い知識を持っているため、歯科医師が持つ専門知識とは異なる視点から問題解決に取り組むことができます。

株式会社 船井総合研究所
若木伸文
立命館大学法学部卒業。前職は、某音楽放送大手で、中小企業向けのICTソリューション営業に従事し、傍ら社内・社外連携のイベントを数多く主催。その後、勤続10年を節目に船井総合研究所に入社。医療・歯科チームに所属し、外来での集患やマネジメント支援はもちろん、訪問歯科参入・拡大を注力分野としている。世界にも類をみない超高齢化の時代に、『人生のラスト1ページまで、自分らしさを追求したい』という新しい生き方、それを支える健康寿命の延伸をサポートする、かかりつけ医療機関の発展をお手伝い致します。
このセミナーのパンフレット
参加料金
・一般価格 50,000円 (税込 55,000円)/ 一名様
・会員価格 40,000円 (税込 44,000円)/ 一名様
※ ご入金の際は、税込金額でのお振り込みをお願いいたします。
※ 会員価格は、各種経営研究会・経営フォーラム、および社長onlineプレミアムプラン(旧:FUNAIメンバーズPlus)へご入会中のお客様が、ご登録のメールアドレスよりお申込された場合に適用となります。社長onlineプレミアムプランにつきまして、詳しくはこちらをご確認ください。
日時・会場
〈お申し込み期限につきまして〉ご希望のお支払い方法によって異なります。
・銀行振込の場合… 開催日6日前まで
・クレジットカード払いの場合… 開催日4日前まで
※参加料金が無料のセミナーは、開催日4日前まで
※ただし、満席などで期限前にお申込みを締め切る場合もございます。お早めにお申込みください。
〈複数開催の場合〉各回、同じ内容です。ご都合のよい日時をお選びください。
会場
日にち
時間
場所
申し込み
オンライン
2023/06/18 (日)
10:00~13:00
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2023/06/22 (木)
10:00~13:00
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2023/07/02 (日)
10:00~13:00
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2023/07/06 (木)
10:00~13:00
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2023/08/06 (日)
10:00~13:00
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2023/08/24 (木)
10:00~13:00
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2023/09/07 (木)
10:00~13:00
PCがあればどこでも受講可能
オンライン
2023/09/17 (日)
10:00~13:00
PCがあればどこでも受講可能
〈キャンセルについて〉
開催日3日前までにマイページよりキャンセルをお願い致します。それ以降は事務局宛にメールにてご連絡ください。キャンセル期日以降の有料セミナーのお取り消しの場合はご参加料金の50%を、当日の欠席は100%をキャンセル料として申し受けますのでご注意ください。
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