観光土産・スイーツ業界の市場動向はどうなる?
2025年、観光土産・スイーツ業界の市場動向はどのように変化していくのでしょうか。
観光市場は2024年に入り、インバウンドの入込数が過去最高を記録してます。
国内旅行に関しても、以前のピークであった2019年の観光消費額を上回る見込みになっており、コロナ禍からのV字回復を確かなものとして、再び大きく拡大する市場です。
一方、当社顧客において観光地での土産菓子事業(製造小売事業)を営んでいる企業の業績は、2023年水準と大きく変わらないように見えます。
細かく見れば、24年前半の1~6月は23年度と比べて昨年対比でマイナス、7月以降にプラスに転じたという傾向があり、全体として2023年と同水準の業績を保ったといえるでしょう。
これは、一つには伸びているインバウンド客の行動は、
土産菓子を買うというよりは食事や食べ歩きなどその場での消費が主であるという点や、旅行関係のクーポンもなくなり、国内の日本人観光客の客単価が減少している傾向にある点が要因ではないかと考えられます。
インフレ・物価高の影響が、一部観光地での行動にも影響を与えているようにも思われます。
日本政府は2023年に観光立国推進基本計画(第4次)を閣議決定し、「持続可能な形での観光立国の復活」を掲げ、観光の質的向上を目指すとしていましたが、2024年の観光白書からも、その基本方針が継続されることが確認できました。
2025年のビッグイベントである大阪・関西万博において、どの程度国内観光の地方誘客が実現できるか、その影響がどの程度地方にも波及するかにも注目が集まります。
本資料では観光土産菓子をテーマに、その現状や2025年に向けてお取組みいただきたいことの方向性を紹介し、日本の中堅・中小企業の経営者の皆様に、今後の観光土産菓子業界においてどのように戦っていくべきかをお示しすることを目的としています。
統計データを交えた現状の確認を行っていただくとともに、経営方針のチューニングにご活用いただけると幸いです。
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「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ
- 観光・土産業界で2025年以降の取組みを整理したい経営者様
- 土産菓子業界で取り組むべき方向性を知りたい経営者様
- 土産菓子の新しい展開を検討している経営者様
目次
1. 観光土産菓子業界の現状
・観光市場の回復と成長、インバウンド消費の動向、国内旅行消費額の変化について解説
・観光立国推進基本計画の基本方針、観光戦略について説明
・旅行中の消費動向として、菓子類が最も多い点を紹介
2. 2025年観光土産菓子業界の予測
・大阪・関西万博の影響による観光客の増減について考察
・交通系お土産ルートの好調な推移、土産菓子工場の稼働率について予測
3. 2025年実施いただきたいこと
・増加する土産菓子需要への対応策、各種コスト増、省人化、生産性向上について提言
・立地に応じた業態開発の方向性について紹介
4. 具体的な取組み
・観光土産スイーツ専門店業態への挑戦について説明
・新しいブランド開発について事例を交えて紹介
5. 事例
・業績を上げた単品スイーツ専門店事業の展開事例を紹介
・異業種からの土産菓子業界への参入事例について紹介
6. 船井総研がお手伝いできること
・観光地における新ブランド・新店舗の出店サポート内容について
・ブランド開発期間や店舗オープン後のサポートについて説明
このレポートを読むメリット
観光土産菓子業界の統計データを交えた現状と、2025年に観光業・土産業がどのようになっていくかの指針を確認することができます。また船井総研の顧客の実際の状況を踏まえ、今後土産菓子ビジネスを展開していくにあたって取るべきアクションを確認することができます。
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