中小企業向け「ビズリーチ・ダイレクト」活用法:即戦力採用・管理職採用を成功させる

中小企業を取り巻く採用の現状
コロナ禍を経て事業を再開する中小企業にとって、人材の確保は喫緊の課題となっています。しかし、以前のような採用活動では十分な人材を確保できず、以下のような悩みを抱える企業が増えています。
•以前のように人が採れない
•人手不足で事業再開が困難
•応募者の質が求める人物像と合わない
•採用DXに詳しい人材がいない
従来の採用手法、例えば各種求人媒体、ハローワーク、人材紹介会社への依頼や縁故だけでは、変化の激しい現代の採用ニーズに対応しきれないのが現状です。求人を出しても応募が来ないという状況に陥っている企業も少なくありません。
採用の新潮流:ダイレクトリクルーティング
このような状況を打破するために、近年注目されているのがダイレクトリクルーティングという採用手法です。ダイレクトリクルーティングとは、企業が自ら積極的に求職者へアプローチする採用方法であり、SNSや人材データベースなどを活用します。「採用マーケティング」や「採用DX」という言葉が浸透しつつあるように、企業が主体的に動かなければ、必要な人材を獲得できない時代へと変化しています。採用ホームページの改善はもちろん、SNSの活用、社員紹介制度の導入、人材データベースの活用、スカウトなど、あらゆる有効な対策を講じる必要があります。
ビズリーチ・ダイレクト
「ビズリーチ・ダイレクト」とは
「ビズリーチ・ダイレクト」は、株式会社ビズリーチが提供するダイレクトリクルーティングプラットフォームです。企業は「ビズリーチ・ダイレクト」を利用することで、即戦力となる人材や管理職層へ直接アプローチできます。株式会社ビズリーチは2009年4月に創業し、本社を東京都渋谷区に構えています。東京、大阪、名古屋、福岡に拠点を持ち、「ビズリーチ・ダイレクト」の他に、キャリトレ、ビズリーチ・キャンパス、ハーモス(HRMOS)・採用(リクルーティング)、ハーモス・コア(従業員データベース)、ハーモス・評価(パフォーマンス・マネジメント)などのサービスを提供しています。
「ビズリーチ・ダイレクト」の概要
•承認求職者数136万人以上
•中小企業でも導入しやすい:導入企業のうち、半数近くが従業員数100名以下の企業。「76.7%」は「500名以下」の企業で導入されており、決して大手企業だけのサービスではありません。
•幅広い業種で導入実績あり:累計14,600社以上が導入。IT・インターネット、メーカー、流通・小売・サービス、建設・不動産、金融・保険、メディカル、マスコミ・メディア、商社、コンサルティング・士業など、多岐にわたる業種で活用されています。
会員属性
「ビズリーチ・ダイレクト」の会員は、経験豊富な即戦力人材が豊富です。
•年収400万円~1,000万円超の管理職・専門職が中心
•ビジネスレベル以上の英語力を持つ会員が約19%
•大学院修了以上の学歴を持つ会員が約14%
•多様な業種での経験を持つ人材が登録。メーカー、流通・小売・サービス、IT・インターネット、金融・保険、建設・不動産、マスコミ・メディア、商社、コンサルティング・士業、メディカル、運輸・物流、エンターテインメント、エネルギーなど、様々な業種経験者が登録しています。
活用メリット
「ビズリーチ・ダイレクト」を活用することで、企業は以下のようなメリットを享受できます。
1.人材データベースを直接検索: 国内最大級の「即戦力人材データベース」を直接検索でき、企業は自社のニーズに合致した人材を主体的に探せる。
2.優秀な人材へのアプローチ: 登録審査制により、承認会員数は136万人以上。 「有料プラン」もあり、登録者の転職意欲も高い。質の高い人材にアプローチ可能。求めるスキルや経験を持つ人材にアプローチすることで、採用の可能性が拡大します。
3.採用コストの適正化: 従来の手法に捉われず、費用対効果の高い採用活動が実現。採用力をつけることで、従来の手法にとらわれない採用活動が可能になり、採用コストを適正化できます。
アプローチ方法
「ビズリーチ・ダイレクト」では、企業のニーズに合わせて多様なアプローチ方法が用意されています。
•求人掲載: 興味を持った求職者からの応募を待つ。貴社への転職意欲が高い人に会えるが、要件を満たさない人の応募可能性もあります。
•求人案内: より多くの求職者へアプローチ。
•プラチナスカウト: 企業が求める人物像に合致する人材へ、個別にスカウトメッセージを送る(原則として面接・面談確約)。
事前に送信対象の選定が可能で、会いたい人に会えます。
中小企業における成功事例
実際に「ビズリーチ・ダイレクト」を活用し、採用に成功した中小企業の事例をご紹介します。
A社様(医療事業支援、千葉県): ダイレクトリクルーティングで2名の即戦力人材を採用。
◦求人票とスカウト文面に、企業の魅力(PMVV:Purpose, Mission, Vision, Value)や事業計画、募集ポジションの必要性・やりがいを具体的に記載。
◦職務経歴の内容が充実している求職者へ的を絞ってスカウト。99通スカウト送信し、3ヵ月で21名の応募を獲得しました。
B社様(従業員数40名程度、不動産、埼玉県): ダイレクトリクルーティングで不動産営業マネジメント経験者2名を採用。
◦中期ビジョンを策定し、求人票とスカウト文面に反映。
◦社長自らが候補者を検索し、直近1ヶ月以内にログインした求職者へスカウト。50通スカウト送信し、1ヵ月で8名の応募を獲得しました。
◦スカウト文面に求職者名・ポジション名・在籍企業名を記載し、パーソナライズ。
これらの事例から、「ビズリーチ・ダイレクト」を活用することで、中小企業でも求める人材を効率的に採用できることがわかります。
スカウト文面作成のポイント
成功事例にもあるように、スカウト文面は採用活動の成否を大きく左右します。求職者の心に響くスカウト文面を作成するために、以下の点を意識しましょう。
1.ターゲットを明確にする: どのような人材にアプローチしたいのか、具体的な人物像(ペルソナ)を設定します。
2.企業の魅力を伝える: 企業の理念、ビジョン、事業内容、社風などを具体的に記載します。求職者が入社するメリットを感じられるように、企業の強みをアピールしましょう。
3.募集ポジションの魅力を伝える: 募集ポジションの業務内容、やりがい、キャリアパスなどを具体的に記載します。求職者が自身のスキルや経験を活かせるイメージを持てるように、仕事の魅力を伝えましょう。
4.パーソナライズ: 求職者の氏名、経験、スキルなどに触れ、個人的なメッセージであることを伝えます。定型文ではなく、一人ひとりに合わせたメッセージを作成することで、求職者の興味を引きつけやすくなります。
5.行動を促す: 面談や面接への応募を促す具体的なアクションを記載します。求職者がスムーズに応募できるように、連絡先や応募方法などを明記しましょう。
万全のサポート体制
「ビズリーチ・ダイレクト」では、企業が採用を成功させるために、手厚いサポート体制を提供しています。
•導入ミーティング: サービスの利用方法や活用戦略について説明
•求人作成サポート: 魅力的な求人票の作成を支援
•スカウト文面作成サポート: 求職者の心に響くスカウト文面の作成を支援
•求人審査: 求人情報の質を担保(原則3営業日必要)
•ターゲットリスト作成サポート: 企業の求める人物像に合致する候補者のリストアップを支援
さらに、貴社専任のビズリーチ担当者がつき、母集団形成をサポートすることで、採用決定の可能性を高めます。ダイレクトリクルーティングによる採用決定を支援します。
船井総研は株式会社ビズリーチの代理店として、「ビズリーチ・ダイレクト」を活用した中小企業の採用を支援しています。「ビズリーチ・ダイレクト」に関するご相談は、ぜひ船井総研までお気軽にお問い合わせください。貴社の採用成功に向け、最適なソリューションをご提案させていただきます。
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