◆開催日時:2020年6月4日(木)
◆講師:船井総合研究所 田井 哲弥
コロナ共生型・不況期対応型の採用戦略
早速、内容にまいります、コロナ共生型、不況期対応型の採用戦略ということでスタートさせていただきます。
まずは一点目です。
皆さんも日々の事業及び採用活動されている中で感じられていると思いますが大手企業や中堅企業が採用控えになってきていますので中小企業にチャンスがある状況になってきています。
今まで採用できなかった質の高い人材を採用できる可能性が中小企業にはあるということです。
今年はより質の高い採用にチャレンジできるのかと思っております。
二点目に不況期は新しい産業への人材移動が起こると記載しております。
実際に私は飲食業界などを担当させていただいておりますが通常大卒採用は難しい業界です。ですがコロナウイルスの影響で今までと異なる採用トレンドになっている中で学生も業種を広げて就職活動をしているという背景があります。
今まで見てなかった業界に目を向けてくれているということでございます。
三点目に不況期に入社した社員が幹部になるケースが多いと記載しておりますが好況と不況は10年スパンで繰り返すものだと思います。
実は新卒採用を続けていると傾向として就活氷河期や就職活動のルールが変わったなどの変わり目の年で結構苦労した学生が社員になってくれた場合にゆくゆくは幹部になっていくケースが多いと思っております。
四点目に成長志向の強い新卒採用と「質」重要視の導線設計と記載しております。
上記の理由から今、中小企業に単体でくると非常に採用チャンスがございます。
成長志向の強いポテンシャルが高い新卒採用に皆さんもチャレンジしていただきたいと思います。
結論ですね、積極採用の姿勢をPRし続けられる会社が今後も成長していくとお伝えしておきます。
「Withコロナ」の採用活動とは
Withコロナの採用活動ということですが、コロナの影響というのは向こう一年、長かったら二年とか顧客心理や求職者心理に影響を与えてくると考えています。
そんな中で採用について単体で考えてみるとどう考えたらいいのかを記載しております。
まず一つ目に「Digital(デジタル)or Die(ダイ)」と多少大げさ目に記載していますが、冗談ではなく今後コロナの影響でデジタルシフトというのが一気に進んでいきます。
ですので、デジタル採用を少しでも導入してないという会社様は人材の獲得が今後ますますアフターコロナで難しくなってくると予想しています。
二つ目にリモートがメイン、リアルは内々定出しと職場見学のみと書いております。
むしろ、オンライン・デジタル・リモートの要素をこれを機に採用とか人事の領域で取り入れていただいたお客様は結構生産性が上がっているのでより多くの学生や中途採用においては求職者の御対応ができているという背景がございます。
むしろ今後はリモートをメインによほど対面で価値があるところだけリアル対面でやっていくのがいいいと思っております。
新卒採用活動においてリアル対面でやっていくのは内々定出しのクロージング面談や職場見学のみになっていくと思います。
三点目に新卒採用には長期フォロー体制が必要と書いています。
実際、既に皆さん活動されていると感じられていると思います。
私自身船井総研で大卒採用のリクルーターをさせていただいている中で大雑把に申し上げますと一カ月ぐらい昨年の学生の動きより遅れてきているところがございます。
結果的に企業としてはより長期の内々定後のフォローや選考中のフォローが必要になってきます。
こちらがWithコロナ時代の採用活動の特徴です。
本日のセミナーでお話ししたい内容
そんな中で本日のセミナーでお伝えしたい内容といたしましては大きく四つあります。
まず一つ目に皆さんひしひしと感じられていると思いますが合説がほぼ中止にまってしまった状況の中で合説に頼らないデジタル集客手法を解説します。
二つ目にリアル対面に頼らないデジタル・オンラインで完結出来る面談・説明会の実施事例を紹介します。
三つ目にデジタル時代に必須のリクルーター制度です。
デジタル・オンライン共に生産性が高く遠隔地の学生にもアプローチ出来るなどメリットの方が多いです。
雄一のデメリットが自社で働いている社員の雰囲気や人柄などが感じづらいという事があります。
この辺りをリクルーターという制度を導入してご対応いただくというのがよいと思っています。
その取り組み事例や内容をご紹介します。
四つ目にコロナ共生時代の人事部の生産性アップ施策ということです。
コロナしばらく続くと申し上げましたが影響がある中で全社として生産性を上げることが必須になってくるという時流予測をしています。
営業や運営という直接部門のみならず間接部門の人事部の生産性アップもこれを機に一気に進めていくのが良いと思っています。
以前より言われていたトレンドとか時流予測というところが今回の事態で時間軸が早まって急加速していまして採用戦術もそれに合わせて、大きくシフトチェンジすることが求められております。
デジタル集客ツールとそのポイント
まず、デジタル集客ツールとそのポイントからお伝えいたします。
新卒採用の時流はデジタル集客
こちらにメディアを具体的に記載しておりますがオファーボックスというものを我々お勧めしております。
右上の画像で簡単にご説明しておりますが一言で言うと・・・
※ セミナーの講演録と当日使用したテキストをダウンロードいただけます。