「単品特化」商品の開発・ブランディング
観光地(流入人口が獲得出来ている)において、単品スイーツ専門店の業績が順調に推移しています。
現在、船井総研がサポートさせて頂いた単品スイーツ業態は10業態、100店舗以上にまで開発が進んでいます。(プリンをはじめお芋スイーツ、バターサンド、抹茶、どら焼き、チョコレート、モンブラン、わらび餅など)
他にも飲食業態、食品業態においては、コーヒー業態、丼業態、寿司業態、クラフトビール、クラフト酒など飲食店から物販メインのアルコール業態まで開業サポートを実施してきました。
スイーツの市場規模の推移をみると、2000年以降約3兆円強で安定的に推移しています。
時流の変化
これまでの菓子店の課題は、
・購買チャネルの変化対応
・原材料や包材価格の高騰
・残業、長時間労働、賃金未払い等の労務問題
・人件費の高騰
・閉店、倒産、売却件数の増加
が挙げられます。
今回時流として紹介している、単品(スイーツ)専門店業態の魅力としては、
・地域の名産を使用した名物土産、ブランドを自社で持てる
・全国メディアやSNSなどで取り上げられやすい
・自社ブランディングへの寄与
・若いスタッフ、これまでと違う属性の社員雇用が可能
・職人いらず、パートアルバイトで製造販売が可能
その結果、小規模低投資で実施可能となり、省人化(高生産性)運営が可能となります。
専門店化することで高単価での販売が出来き、未経験者でも早期にオペレーション活躍することで、更なる生産性向上が可能となります。
地域によっては客層が変わることで、消費者の趣向性の変化に合わせて業態変更をすることで、既存の箱(店舗)の業績を持続的に成長させています。
新規の立ち上げ(開業)、既存店のリブランディングのサポートを一気通貫で行っております。
執筆者: 地方創生支援部 観光フードグループ マネージャー 石本 泰崇 いしもと やすたか |