平田運輸株式会社様
兵庫県
一般貨物自動車運送事業、自動車運送利用業、金属リサイクル事業全般
コロナ禍をきっかけに既存の運送事業だけでは将来の安定性に不安を感じ、新たな事業の柱を模索。約8,000万円の補助金に採択され、事業実施を進めるとともに、新規受注にもつながっています。
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⇒運送業から総合物流業へ!補助金額8,000万で新事業を具体化。中期経営計画の明確化にも成功
『コラムの紹介』
コロナ禍で露呈した経営リスクを、新事業開発の好機へ
平田運輸株式会社様は、2020年5月のコロナ禍において、売上が一時的に7割も減少するという深刻な危機に直面されました。運送業というビジネスモデルがお客様の動向に大きく依存している、という持続可能性への不安が明確になったことが、第二の柱となる事業を模索し始めたきっかけです。
当社は、同社が抱える危機感を、輸送サービス単体から保管や流通加工を含む総合物流企業へのステップアップという具体的な事業構想へと転換するご支援を行いました。
採択難易度の高い補助金申請を「経営計画明確化」のプロセスに昇華
同社が構想された新事業を具体化するにあたり、設備投資の必要性から補助金活用が検討され、当社は採択難易度が高いとされる「事業再構築補助金」のGX類型を選択し、申請支援を行いました。
補助金申請の過程で求められる事業計画の精度向上を通じて、それまで漠然としていた新事業構想を、数字や根拠を持った具体的な計画として確立するプロセスをご提供しました。その結果、無事に採択・交付決定に至り補助金額8,000万円という大規模な支援を実現しています。
「単なる資金調達」に終わらせない、国策と自社の方向性の合致
補助金は単に資金支援という金銭的な意義に留まりません。
当社が提供する支援を通じて、平田運輸株式会社様は補助金に込められた「国がどういう方向に企業を導きたいのか」というメッセージ(方針や政策意図)を読み解くことができました。
これにより自社が進むべき道と国の方向性が一致していることを確信し、強い自信を持って事業を推進できるようになったと語られています。
中期経営計画の明文化による「組織の意思統一」
補助金申請支援を通じて得られた最大の成果の一つは、「経営方針の明文化と社内の意思統一』です。
以前作成された中期経営計画はやや実行性や具体性に欠ける内容でしたが、申請に向けて再度計画を策定したことで、「どのタイミングで何を実行するのかが明確になり、組織全体の行動にも一貫性が生まれました。」
当社は補助金活用を単なる資金調達ではなく、「経営全体を見直し先導していくきっかけ」として活用されるようご支援しました。
『本記事はこのような経営者様におすすめです』
• 補助金申請の複雑さや事業計画の策定に不安を感じており、高い専門性を持つパートナーと共に、確実な採択を目指したい経営者様。
• 既存事業の顧客依存度が高く、持続可能性に不安を感じている経営者様。
• 事業構造の転換や第二の柱となる新規事業開発を検討している経営者様。
• 補助金や国の政策動向に関心があり、それを自社の事業計画に組み込むことで、先行者優位性を確保したい経営者様。
• 中期経営計画を策定しているものの、計画が抽象的で具体性や実行可能性に欠けており、再度策定から現場の浸透まで実施したい経営者様。
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