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レポートの内容
■地方成熟企業を成長企業へと変身させた「ボトムアップ型新規事業改革」
群馬県高崎市に本社を構える赤尾商事株式会社。1951年の創業以来今日まで継続している既存事業は主に石油製品です。
70年代半ばまでには高崎市、太田市を中心とした群馬県と埼玉県北部が主な拠点として整備され、原油価格という外部環境の変化に影響を受けやすい事業領域でありながら80年には年商100億円に達し、それを40年以上維持してきました。
経営理念は「油の町医者たれ」。地域に根ざした経営を行う考えに立ち、この理念こそが今日の「地域多角化経営の根源」ともなっています。
経営者に就任した当初は「素人だった」と語る赤尾佳子氏は、外部の多くの人たちを巻き込み、社員の発想を活かしながら新規ビジネスに取り組んできました。女性や外国人を含め多様な人材が新しい発想を持って活躍する赤尾商事の未来に、多くの期待が集まっています。地域を巻き込み、時代を見据え脱炭素の取り組みにも力を入れる同社のボトムアップ型新規事業改革を見ていきます。
目次
1、予期せぬ事業承継を経て、女性が活躍できる会社へ
2、シリコンバレー訪問を機に「時代が変わる」2030年を意識する
3、本業から周辺展開した7つの新規事業
4、今後の成長のために人を育成し、ブランディングに取り組む
5、イノベーションと今後の事業展開
6、コンサルタントが感じる、「赤尾商事流」コングロマリットの成功ポイント
7、コングロマリット戦略の5パターン