BI導入における「よくある課題」と当社の支援概要
- BI導入・運用支援とは、企業が抱えるデータ活用の課題を解決し、生産性向上や業績アップを支援するサービスです。
- BI(Business Intelligence)とは、企業が持つ膨大なデータを収集・分析し、経営判断や業務改善に活用するためのツールや仕組みを指します。
- 当社は導入前・導入中・導入後、全てにフェーズにおいて、常時7000社以上をご支援している実績からBIを最大限に活用できるようご支援をいたします。
エクセルやスプレッドシートでの集計に時間がかかる
設定や活用方法がわからず
生産性向上に繋がらない
一目で指標が把握できず、活用しきれていない
顧客情報が分散しており、
全体像が見えにくい
営業活動の進捗や成果がリアルタイムで把握できない
全ての課題に対して
BI導入をサポート
BI導入のご支援概要
- BI導入・運用を成功させるために、以下の4つのコンセプトでご支援いたします。
コンセプト
- 重要な視点の整理
- 経営面、マーケティング面、業務面の3つの軸で、必要な指標や分析の方向性を整理します。
- データモデルとダッシュボード設計
- 分析に必要なデータの整理・統合を行い、適切なダッシュボード設計を行います。
- システム選定と構築
- 最適なBIツールの選定に加え、顧客管理、販売管理、マーケティングなど、企業全体のデータ活用を促進するシステム連携・構築を実施します。
- 運用支援
- BIを活用した会議の進め方や、現場での運用方法を支援し、定着化を図ります。
よくあるご相談内容
- BI導入に関して、以下のようなご相談を多くいただきます。
- エクセルやスプレッドシートでの集計作業に時間がかかりすぎる
- データがリアルタイムで更新されず、分析に遅れが生じる
- BIツールを導入したが、現場で活用されていない
- どのBIツールを選ぶべきか分からない
- 指標やKPIをどう設定すればよいか分からない
- 既存システムとBIの連携方法が分からない
- ダッシュボードが見にくく、現場が使いこなせない
- データの整備ができておらず、正確な分析ができない
- BIを活用した会議の進め方が分からない
BI導入で押さえるポイント
- ポイント
- 内容
- 1重要な経営指標
(KPI)を可視化する - ─BIを導入するにも、どのような項目が経営のインパクトがあるか先行指標を含めて可視化をする必要があります。業種別の業績アップ、生産性向上ノウハウを駆使して、企業の成長や経営改善に不可欠なKPIを明確化し、ダッシュボード上でリアルタイムにモニタリングできる環境を整えます。経営面だけでなく、営業活動量(タスク、日報など)、商談進捗(見積り、受注/失注)、顧客セグメントなどのデータも統合し、多角的なKPIを可視化します。
- 2マーケティングや
業務で必要な項目を
見える化する - ─船井総研ではお客様の業務を一部代行し、企業の成長を支えてきました。そうした経験から指標を抽出し、各部署の意思決定をサポートするため、販売データや業務プロセスを可視化し、具体的なアクションへつなげます。Webサイト行動履歴やメルマガ開封率、顧客ニーズ(スコア)などのマーケティングデータに加え、発注・仕入・売上計上といった販売管理データも連携し、部門横断的な見える化を実現します。
- 3データモデルを
適切に設計する - ─あらゆるシステムのデータを集約し、適切に加工・統合することができなければ、グラフや表を出力することはできません。船井総研は200人弱のエンジニアを有するため、データの一貫性を確保し、分析の正確性を高めるために、データ構造の設計を最適化することが可能です。顧客情報、商談情報、販売データなど、複数のシステムに散らばるデータを一元的に統合・加工するデータモデルを設計し、正確な分析基盤を構築します。
- 4BIを活用した会議の
設計を行う - ─せっかく良いダッシュボードが作れたとしても実業務で使用されたり、公式に経営や評価に利用しなければ浸透・改善されません。船井総研ではコンサルタントが会議設計と運用支援をすることで、業務とBIの連動を実現し、業績アップ・生産性向上までサポートします。BIダッシュボードを単なる報告ツールではなく、経営層や管理職が顧客/業界別分析、活動量レポートなどを通じて意思決定を行うための『会議資料』として活用できるよう、運用を支援します。
BI導入の流れ
- 下記はBI導入の一例です。お客様の要望・状況に応じて適切な進め方を提案します。
- Phase1
重要な視点の整理 - 企業の事業目標を明確化し、それに基づいたBI導入の目的を設定。
- 経営・マーケティング・業務の3軸から、必要なデータの種類を特定。
- 既存のデータ管理手法を整理し、課題を抽出。
- Phase2
データモデルとダッシュボード設計 - 必要なデータソースを定義し、統合方法を検討。
- 主要なKPIを設定し、ダッシュボードのレイアウトを設計。
- 経営層向け、現場向けなど、異なる利用者のニーズに対応したデザインを検討。
- Phase3
システム選定と構築 - 企業の要件に適したBIツールを比較・選定。
- システム連携やデータ統合の設計、実装を実施。
- ダッシュボードの試作とフィードバックを経て本格稼働へ。
- 必要に応じて、SFA/CRM等の関連システムとの連携や、統合プラットフォームの導入も検討し、データ統合・システム構築を実施。
- Phase4
運用支援 - BIを活用した会議の進め方をトレーニング。
- 定期的なデータチェックと運用改善のサポート。
- 組織全体でのBI活用の定着を支援。
アウトプットイメージ
- 以下のようなアウトプットをさせていただきます(一部抜粋)
- 設計図
- 画面
※これらのダッシュボードは、SFA/CRM、販売管理システムなど、貴社内の様々なシステムから統合されたデータに基づいて構築されます。
船井総研におけるBI導入の特長
- 豊富なBI導入実績
- 当社はLooker Studio、Tableau、Power BI、Zohoなどの主要なBIツールに加え、国内のさまざまなBIツールの導入実績を有しています。業界や企業規模に応じた最適なBIツールの選定と導入が可能です。
- コンサルティング
ノウハウの活用 - 7,000社以上の支援実績を持ち、BIだけでなく、SFA/CRM導入・運用の知見も活用し、企業の業績向上を目的としたデータ活用の支援を行っています。
- システム開発力の
強み - 100名以上のエンジニアが在籍しており、BIツールの導入だけでなく、AI・RPA・基幹システム・CRM・MA・SFAなど多様な既存システムとの連携やデータベース構築にも対応可能です。企業独自の業務プロセスに適したカスタマイズが可能です。
- BIの定着支援と
運用サポート - BIツールは導入するだけではなく、継続的に活用できる体制を構築することが重要です。BIを用いた会議設計や、SFAと連携した現場でのデータ入力・活用文化の醸成までを支援し、組織全体での活用を定着させます。
- データドリブン経営
の推進 - 企業の意思決定の迅速化と精度向上を目的に、BIを活用したデータドリブン経営を支援します。各種データをリアルタイムで可視化し、迅速な意思決定につなげる体制を構築します。
ご支援実績(一例)
- 製造業
- 製品別の収益性が見えない
- ✓生産管理システムや販売管理システムと連携し、製品別の労務費・材料費・粗利・工数をBIで可視化
- 商社
- 売上分析に時間がかかる
- ✓SFA/CRMの商談情報を統合し、売上予測ダッシュボードを導入。担当者・商材別などの要素を可視化
- 住宅不動産業
- 顧客管理が煩雑で業務効率が低下
- ✓営業マン別の成果の可視化。来場から受注・引渡までの移行率と工数の把握
- 自動車販売業
- 在庫管理が不透明で販売機会を逃す
- ✓在庫可視化ダッシュボード構築
- 医療
- 診療データの活用が進んでいない
- ✓患者データの分析と可視化
- 介護
- ワーカーの生産性が見えない
- ✓ワーカー別の工数記録と成果・対応数などの生産性 を可視化
- 葬儀
- パッケージ・オプションの要否判断がつかない
- ✓地区・ブランド別のパッケージ・オプションの要否判断を実施
- レジャー・スポーツ
- 施設利用データの分析が困難
- ✓来場者データの可視化と売上傾向分析
- 小売業
- 売上データが分散して分析が難しい
- ✓POSデータの統合と可視化
※これらの実績は、BIツールの導入に加えて、SFA/CRM等の関連システムとの連携を通じて、データ活用を最大化した事例です。
資料ダウンロード
- 本ページの内容は以下からダウンロードできます。
- 【資料目次】
① BI導入支援の概要
② よくある相談内容
③ BI導入で押さえるポイント
④ BI導入の流れ
⑤ アウトプットイメージ
⑥ 船井総研の特長
⑦ ご支援実績(一例)
⑧ ご相談の流れ