下記は、昨年11月に、恒例の「時流提言セミナー」でお話した、中堅・中小企業×成熟産業における生成AI活用のリストの一部です。
建設・不動産:建築設計、パース作成、リフォームプラン作成
医療・介護・福祉:画像診断→問診、治療計画
士業:書類作成(弁護士の訴状・契約書等)、一次相談?
教育:生徒1人1人に合わせた教育コンテンツの生成・疑問解消
製造業:自動見積、製品設計、工場設計(デジタルツイン)
広告:バナー作成、画像作成、AI自動出稿による効果最大化
この数カ月で、中堅・中業企業の経営者の皆様において、生成AIを自社の経営に活用しよう、という機運が急速に高まっていると感じています。
つい先日ですが、今年の3月12日に開催させて頂きました、「AI・データ活用セミナー」は160名以上の経営者にご参加いただき、多くの経営者様から「生成AIを自社の経営に取り入れたいが、どうすればよいか」というご相談を頂きました。
セミナーにご参加いただいた皆様のアンケートからは、①「まずは経営者である自分自身が、生成AIを勉強したい、理解したい」が約30%、②「幹部・社員に生成AIを勉強してもらい、自社での活用方法を見出したい」が約40%、③「自社で生成AIを活用したいので、その具体化を支援して欲しい」が約30%と、想定よりも、③の段階の経営者様が多かった印象です。
船井総研では、自社の人事・総務関連の問い合わせに対応する「FUNAIセンパイ」という生成AIを活用していますが、「これを、自社でもそのままやりたい」というお話も頂きました。
もちろん、①の段階の経営者様も、既に生成AI活用のスタートに立っているという時点で、その他の多くの経営者様よりも先を行っている、と言えそうです。
船井総研では、現在、業種業界別に、どのような生成AIの活用方法があるか、最も効果的か、トライアルと検証を行っており、今後も、継続的に情報発信していく予定です。
また、昨年から②のステージの企業様向けにChatGPTのワークショップを行ってきましたが、今回、「社員向けにワークショップをやる前に、まずは経営者である自分自身が、生成AIを勉強したい、理解したい」という経営者様のご要望を受けて、経営者様向けにChatGPTを1日に習得して頂くためのワークショップを開催することにいたしましたので、「今から、社員に聞きづらい、教えてもらいづらい。」という経営者様は、是非、ご参加ください。 |