なるほどね!DXでそんなことも出来るんだ!

2021年06月02日

DXの具体的な取組事例を紹介します。
それは、従業員シフト管理のAI活用です。

ある飲食チェーン企業による取り組みですが、店長の業務として従業員シフト管理がありました。1店舗当たり数十名くらい従業員がいて、そのシフト管理を手作業でしていました。従業員の中には、社員もいたり、アルバイトもいたり、シフトに入れる曜日や時間帯もバラバラ、もちろん、経験やスキルも違います。厨房スキルのある人、ホール接客スキルのある人、レジ対応等々、従業員個々によって差は出ます。特に、アルバイトなどは、今日付けで新しく入る人がいる一方、辞めていく人もいて、また急な休み等もあり、出入りが激しいものです。

店長はそれらを頭の中で加味して、シフト作成する訳で、ちょっとした大型店舗になればなるほど工数は掛かるものです。そこで、AIを活用した訳です。まず、数十名いる従業員の名前・住所・連絡先はもちろん、シフトに入れる曜日・時間帯、そして、キャリア・経験・スキル、さらには、連絡した場合に過去に返信が返ってきた時間等々、その1人1人の従業員のデータベースを作ります。

シフト作成時に店長が考慮する項目すべてをデータ化します。例えば、急に連絡してすぐ返信が来る従業員であれば、急なシフト変更にも対応可能なので、そのような情報は実は非常に大事です。そのようなデータベースを作っておくと、AIがシフトをパッと出してくれます。その時に、この時間帯のここの業務には必ずAさんを入れたいとなれば、それを固定で入力しておけば、それに基づいてAIが組み合わせを出してくれます。まさに、店長の頭の中のノウハウを実践してくれます。

そして、何より大事なことは、これにより店長が行うべきもっと付加価値の高い業務に時間を充てることです。省力化できた業務に対して、いかに別なより付加価値高い業務をプラスしていくかがポイントです。要するに、付加価値UPすることがポイントです。また、店長が変わっても、そのデータベースは引き継がれることで、後任の店長が働きやすくなります。ノウハウの継承です。これも非常に大事なポイントです。

AI活用と言うと、つい省力化とか、人間の仕事を奪うみたいな論調になるようですが、全く逆です。むしろ人間の付加価値を上げる為のものなのです。そして、人間の技術やノウハウの継承をする為のものです。
我々人間の価値を上げることがDX化の本質なのです。









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