サステナグロースカンパニーの事業承継 2025年07月07日 おはようございます。出口です。今年も早いもので、経営戦略セミナーが近づいてきました。 今年も経営戦略セミナーでは、今年のサステナグロースカンパニーアワードの受賞企業様の発表を行います。 私も審査員の1人として、審査に参加させて頂いたのですが、私は主に事業承継の観点から、ご質問させて頂きました。50年、100年と持続的に成長されている会社は、どのように上手に事業承継され、世代を超えて、持続的成長を実現されているのか? 受賞企業様はそれぞれ、親族で承継されている場合、親族外の幹部が承継されている場合、IPOされている場合、と様々です。 親族で承継されている場合も、3代、4代続く場合、親族内の複数の家族で承継されている場合も多くあります。ずっと、長男の家系で、長男さんが承継して、これを3代4代続けてきた、という承継は実はそこまで多くありません。 親族の中でしっかりとした話し合いがなされていたり、合意形成がなされて、承継すべき方が承継する、といったように企業にとってベストな方が承継する、ということができている企業が持続的に成長されていました。 3-5年の短期的な成長は時流に適応したビジネスモデルやマーケティングによって実現されますが、10‐20年の持続的成長のためには、組織力・経営力が問われます。 そして、50年、100年の持続的成長のためには、経営のバトンを上手につなぐ力、その企業の経営承継力が問われます。 そんな観点でも、サステナグロースカンパニーアワードに注目頂ければと思います。 尚、船井総研グループでは、5年後、10年後のための事業承継診断のご相談も承っていますので、ご関心があるかたは、こちらの資料をダウンロードください。>>無料ダウンロードはこちら 執筆者:取締役専務執行役員グループ会社連携室本部長出口 恭平でぐち きょうへい こちらのコラムは平日毎日、以下のメールマガジンにて配信しております。ぜひご登録ください。