私は、コンサルタント歴31年で、200社以上の中小企業の業績アップ支援に携わってきました。中には、売上4億円の企業が80億円になったり、年商9億円の企業が200億円になったりと、10倍以上に業績を伸ばしたコンサルティング事例もあります。
そこで今回は、こうした経験を通じて気づきを得た、「業績が伸び悩む企業」と「業績を10倍にする企業」の経営者の違いについて述べたいと思います。
【業績が伸び悩む企業】 業績が伸び悩む企業は、経営者が経営の悩みを一人で抱えています。特に、社員にそのような弱みを打ち明けることができない方が多いようです。 すべてにおいて経営者自身の判断で舵取りをしていると、事業や経営の状態を客観的に把握することができなくなってしまいます。それは、把握する基準もなければ、比較するモデルもないからです。 すると、業績が悪くなってきても、何が課題でどう解決すれば良いのかが見えないので、悩んでいる間に負のスパイラルが進行していきます。
【業績を10倍にする企業】 一方、業績を10倍にする企業は、業績が伸び悩む企業の逆で、経営者が一人では悩みません。「師と友」、つまり同じ志をもつ経営者仲間がいるのです。 これにより、自社の経営や事業の状態を、モデル企業や同業種企業と比較することができるので、客観的に把握することができます。また、経営課題について「師と友」に相談することで、経験に基づくアドバイスを受けることもできます。 また、仲間どうしで競いあうため、経営に張り合いが生まれ、経営者としての成長スピードが上がります。だからこそ、業績がぐんぐん伸びるのです。
つまり、企業が業績を伸ばし続けるためには、経営者にとっての「師と友」が不可欠なのです。したがって、そういう人に出会うアクションを起こすことも、経営者として重要な仕事であるといえます。
船井総研のコンサルティングは、既存クライアントのデータをもとに、プロの視点で提案やアドバイスをすることもそうですが、「師と友」を見つける手助けをすることも重要視しています。「師と友」の存在が、コンサルタントのアドバイスとシンクロして、業績アップが加速することが多いからです。
繰り返しになりますが、経営者には、同じ志をもつ「師と友」の存在が不可欠です。そこで、船井総研では、そのような出会いをつくる機会として、「業種別経営研究会」を定期的に開催しています。 自社の業績が伸び悩んでいる経営者、もしくは、業績を10倍以上にしたいと考えている経営者は、ぜひ一度、お試し参加をしてみてください。あなたの企業の未来を変えるかもしれない「師と友」との出会いを、お手伝いさせていただきます。 |