インフラ構築支援とは
- 企業の成長を支えるためには、安定したITインフラが不可欠です。システムのパフォーマンス低下や障害発生は、業務の効率を大きく左右し、企業の競争力にも影響を及ぼします。
- 船井総研では、クラウド・オンプレミス・ハイブリッド環境のすべてに対応し、企業の規模や業種に応じた最適なITインフラの設計・構築・運用を支援しています。
- インフラの安定稼働はもちろん、将来の成長を見据えた拡張性やセキュリティ対策、コスト最適化を支援しています。
ITインフラの設計・構築・運用の一貫支援
クラウド・オンプレミス・ハイブリッド環境の全てに対応
企業の規模・業種に
応じた最適設計
全企業の成長を支える 安定したITインフラの提供
インフラ構築のご支援概要
- 当社のインフラ構築・運用支援は、単なるシステム導入にとどまらず、お客様のビジネスに最適なIT基盤を設計・提供することを目的としています。
- インフラ設計・構築
自社のシステムをクラウド・オンプレミス・ハイブリッド問わず統合・最適化
- ネットワーク最適化
パフォーマンス向上とセキュリティ強化
- 運用・監視支援
安定稼働を実現するための監視・トラブル対応
- コスト最適化
ムダなシステムコスト・運用コストを分析・削減
インフラ設計・構築のご支援概要
- お客様のビジネス目標達成に向け、堅牢かつ柔軟なITインフラを設計・構築します
- 最新技術を活用し、効率性、安全性、拡張性に優れた基盤をご提供します
最適なインフラ設計・構築プランをご提案させていただきます
- お客様のニーズに基づいた最適な設計
- 要件定義:現状分析、課題特定、将来展望ヒアリング
- システム要件:性能、可用性、セキュリティ、拡張性、運用性
- ネットワーク設計:構成、冗長化、セキュリティ
- サーバ設計:物理/仮想、OS、ミドルウェア
- ストレージ設計:容量、性能、バックアップ/リストア
- クラウド活用検討:IaaS/PaaS/SaaS の最適な組合せ
- コスト最適化:費用対効果の高い構成を提案
- 確実な構築とスムーズな移行
- 環境構築:サーバ、ネットワーク機器、ストレージ等の設定
- OS/ミドルウェア導入:各種ソフトウェアのインストール・設定
- ネットワーク設定:ルーティング、ファイアウォール等の設定
- セキュリティ対策:アクセス制御、脆弱性対策等の実装
- データ移行:既存環境からのスムーズなデータ移行
- テスト:機能テスト、性能テスト、負荷テスト等
- ドキュメント作成:設計書、構築手順書、運用保守マニュアル
- 導入効果と継続的な支援
- 業務効率化:高速かつ安定したIT基盤による生産性向上
- コスト最適化:適切なリソース配分とクラウド活用によるコスト削減
- セキュリティ強化:堅牢なセキュリティ対策による情報資産の保護
- 事業継続性向上:冗長化構成やバックアップ体制による障害対策
- 拡張性と柔軟性:ビジネス成長に合わせた柔軟なシステム拡張
- 継続的なサポート:導入後の運用保守、監視、改善提案
ネットワーク最適化のご支援概要
- 現状のネットワーク課題を分析し、パフォーマンス、安定性、セキュリティを向上させるための総合的な取り組みです
- こんなお悩みございませんか?
- 最近、業務が遅く感じる
- Web会議が途切れることが多い
- セキュリティ対策は大丈夫だろうか
- クラウドとの連携をもっとスムーズにしたい
現在のネットワーク構成や課題についてお聞かせください
最新技術と専門知識で、以下のようにお客様のネットワーク課題の解決をサポートします
- STEP1
ネットワークの健康診断で課題を見える化 主な分析ポイント
- パフォーマンス:遅延、帯域不足、応答速度
- セキュリティ:脆弱性、不正アクセスリンク
- 可用性:障害発生頻度、復旧時間
- コスト:不要な設備、非効率な運用
- 構成:複雑性、管理の煩わしさ
- 将来性:拡張性、クラウド連携の準備状況
- STEP2
最適なソリューション提案と構築 主な最適化施策
- 帯域制御:QoS設定、トラフィックシェーピング
- ルーティング最適化:効率的な経路設計
- キャッシュ導入:コンテンツ配信高速化
- ロードバランシング:負荷分散による安定性向上
- SD-WAN:柔軟で効率的なWAN構築
- セキュリティ強化:ファイアウォール設定、IDS/IPS導入
- クラウド連携:ハイブリッド/マルチクラウド最適化
運用・監視のご支援概要
- 障害の未然防止、早期発見・対応、パフォーマンス維持・向上を実現します
- ITシステムが安定して稼働し、ビジネス成長に貢献できるよう運用・監視をサポートします
- 現状分析からの対応も可能です
- 運用支援
日々の安定稼働をプロがサポート 主な運用支援内容
- 保守・メンテナンス:定期点検、アップデート適用
- 障害対応:迅速な一次対応、復旧作業
- 構成管理:システム構成情報の管理、変更管理
- バックアップ・リストア:データ保護、災害対策
- キャパシティ管理:リソース状況の監視、増強計画
- 手順書作成・改善:運用効率化、標準化
- 監視支援
異常の早期発見、ダウンタイムを最小化 主な監視支援項目
- システム監視:サーバ、ネットワーク機器状態監視
- パフォーマンス監視:CPU、メモリ、ディスク使用率
- アプリケーション監視:稼働状況、レスポンスタイム
- セキュリティ監視:不正アクセス、脆弱性検知
- ログ監視:エラーログ、イベントログ分析
- アラート通知:障害発生時の迅速な通知
- 導入効果と継続的な価値
- 安定稼働:システム停止リスクの低減
- 障害の早期解決:ビジネス影響の最小化
- 運用コスト削減:効率的なリソース管理
- セキュリティ向上:情報資産の安全確保
- パフォーマンス維持:快適なシステム利用
- 担当者の負荷軽減:コア業務への集中
コスト最適化のご支援概要
- ITインフラ全体を徹底的に見直し、コスト削減の可能性を探ります
- 分析に基づき、最適なコスト効率化戦略をご提案します
- コスト削減における最適化主要領域
具体的な最適化ポイント
- 運用・保守:自動化による効率化、アウトソーシングの検討
- サーバ・ストレージ:仮想化統合、老朽化機器の刷新
- ネットワーク:回線帯域・冗長化構成の最適化、トラフィック管理
- クラウドコスト:リソース利用状況の最適化、不要リソースの削減
- ライセンス:ライセンスの見直し、利用状況に基づいた最適化
- 電力・設備:省エネ対策、冷却効率の改善
- 最適化アプローチ
主なステップ
- ① 現状分析:ITインフラの現状把握、コスト構造の可視化
- ② 課題特定:無駄なコスト、非効率な運用、改善点洗い出し
- ③ 最適化計画:具体的な削減目標と施策の策定
- ④ 実行支援:最適化施策の導入、設定変更
- ⑤ 効果測定:削減効果の定量的な評価
- ⑥ 継続的改善:定期的な見直しと最適化サイクルの確立
- コスト削減だけではない、真の価値
期待される効果
- 大幅なコスト削減:運用費、設備投資の抑制
- リソース効率向上:既存インフラの有効活用
- 運用負荷軽減:自動化による人的リソースの解放
- 将来への投資:削減したコストを成長戦略へ再投資
- 環境負荷低減:省エネによる持続可能なITへ貢献
- 可視化による管理向上:ITコストの透明性向上
よくあるご相談内容
- 以下のようなご相談を多く頂戴しております。船井総研では様々なご要望に対し柔軟に対応させていただいております。
- サーバーやネットワークのパフォーマンスが低下している
- クラウド移行を検討しているが、何から始めればよいかわからない
- 既存システムと新しいクラウドサービスの連携方法を知りたい
- セキュリティ対策が不十分で、リスクを感じている
- 運用・保守の負担が大きく、リソース不足に悩んでいる
- バックアップや災害対策(BCP)を強化したい
- 社内IT部門のスキル不足で適切な運用ができていない
- コスト削減のために最適なインフラ構成を検討したい
- 最新技術を活用しつつ、安定した運用を行いたい
- インフラの構成管理ができておらず、障害対応に時間がかかる
インフラ構築・運用で押さえるポイント
- 下記のポイントを踏まえたインフラ設計・運用により、企業のIT基盤を強固なものとし、長期的な競争力向上を実現します。
- チェックポイント
- 内容
- 1安定性の確保
- ─システム障害が発生すると業務が停止し、企業の生産性に大きな影響を与えます。そのため、冗長構成の設計や適切な監視体制導入、定期メンテナンスが不可欠です。特に、クラウド環境では、可用性を高めるためのリージョン分散やロードバランシングの設計が求められます。
- 2拡張性の考慮
- ─企業の成長とともにITインフラもスムーズに拡張できる設計が求められます。将来的な業務拡大や新サービスの導入を想定し、スケーラブルなインフラを構築することが重要です。例えばクラウド移行することで、リソースの自動スケーリングを活用した負荷に応じた柔軟な対応が可能になります。
- 3セキュリティ対策の
徹底 - ─サイバー攻撃や情報漏洩のリスクが高まる中、インフラレベルでのセキュリティ対策は必須です。ファイアウォールの適切な設定、不正アクセス防止、データ暗号化、ログ監視など、多層的なセキュリティ施策を講じる必要があります。また、ゼロトラストモデルの採用やSOCとの連携による監視強化も有効です。
- 4コスト最適化
- ─インフラ構築・運用にはコストがかかりますが、適切な設計と管理により、ムダを削減しながら最適なパフォーマンスを維持できます。クラウド環境では、リソースの適正な割り当てや不要なインスタンスの削減、リザーブインスタンスの活用などにより、コストを最適化できます。
- 5運用効率の向上
- ─インフラ運用の負担を軽減し、迅速な障害対応を実現するためには、監視・自動化の仕組みを取り入れることが重要です。例えばシステム監視ツールの導入・活用により異常のリアルタイム検知が可能です。また、IaCの導入により構成管理の自動化や変更管理の効率化を図ることが可能です。
インフラ構築・運用支援の流れ
- 下記は一例です。
ご要望に応じて柔軟に対応可能です。
インフラ構築支援
- 要求分析
- どのような用途で、何に利用するものなのかを、ヒアリングや利用アプリケーションを元に分析をおこなう。
- 要件定義
- 要求分析の内容を元に、インフラを構築する為に必要な機能要件や非機能要件を定める。
- 設計
- 要件定義で定まった内容を元に、インフラの構成図や要件に最適な設計をおこなう。また、必要なミドルウェアやサービスを確定させる。
- 構築・テスト
- 設計の内容を元にインフラの構築を行い、設定値などをパラメータシートにまとめる。要件の通りに動作するのかのテストを実施する。
インフラ運用・監視支援
- 現状調査・分析
- どのようなシステムがうごいているのか、現状どのような構成でインフラが構築されているのかなどの調査と分析をおこなう。
- 範囲定義
- 運用・監視の業務をおこなう対象や、業務範囲の定義をおこなう。
- 運用設計
- 定義した範囲の運用や監視をおこなう為の、設計をおこなう。運用・監視に必要な体制やツールの選定をおこなう。
- 運用・監視
- 設計した内容に応じて、インフラの運用・監視を実施する。定期的に運用課題の整理やパッチ情報の確認などをおこなう。
アウトプットイメージ
- 以下のようなアウトプットをご用意可能です。
- インフラ構成図:システム全体の構成を可視化
- パラメータシート:システム設定値を可視化
- クラウド移行計画書:移行プロセスやリスク分析を管理
- 監視・運用マニュアル:運用ルールや対応フローを明確化
- セキュリティ対策レポート:脆弱性診断結果と対策提案
- コスト最適化シミュレーション:最適なインフラコストの算出
船井総研DXエンジニアリングの特長
- 「当社グループ創業来の強みをベースに中堅・中小企業へデジタル×総合経営コンサルティングを一気通貫で提供する」という事業方針のもと、当社のDXエンジニアリングサービスは、コンサルタントとエンジニアの融合部隊として、上流からのコンサルティング(顧客が実現したいことの具体化)と柔軟な支援が可能であるエンジニアリングによるシームレスにサービスを提供し顧客のDXを加速するご支援をいたします。

ご支援実績(一例)
- 船井総研では業種・業態・規模問わず、様々な実績がございます。
- 製造業
- IT基盤の老朽化
- ✓クラウド移行を前提とした構成・運用の最適化
- 商社
- グローバル拠点の統合
- ✓ネットワーク再構築
- 住宅不動産業
- 物件管理システムの刷新
- ✓サーバー構築・運用
- 自動車販売業
- 在庫・販売データ活用の強化
- ✓BIツールの導入と可視化
- 医療
- 電子カルテの更新
- ✓セキュリティの見直しと強化、運用体制の刷新
- 士業
- システム安定稼働とセキュリティ強化
- ✓クラウド移行
- 小売業
- ECサイトのパフォーマンス強化
- ✓ITインフラの強化と分析
資料ダウンロード
- 本ページの内容は以下からダウンロードできます。
- 【資料目次】
① インフラ構築支援とは
② インフラ構築支援のご支援概要
③ よくあるご相談内容
④ インフラ構築において押さえるポイント
⑤ インフラ構築支援の流れ
⑥ 成果物のイメージ
⑦ 船井総研DXコンサルティングの特長
⑧ ご支援実績(一例)