PDCAでは勝てない時代:DX時代の思考法とは?

2021年07月21日

従来、マネジメントの鉄則はPDCAサイクルを回すことでした。PDCAとはPlan(計画)・Do(実行)・Check(検証)・Actin(改善)のことですが、このPDCAサイクルには次の様な3つの弱点があります。それは、

弱点1)そこから新たなイノベーションが生まれない
弱点2)刻々と状況が変化する中で、当初立てたP(計画)が機能しなくなる
弱点3)時間がかかりすぎる

と、いうことです。従来の様な右肩上がりの時代、あるいは先を見通せる時代においてはPDCAサイクルがうまく機能していましたが、現在の様に極めて不透明な時代、あるいは想定外の変化が起きる時代においては機能不全に陥る可能性が高いのです。
実際、米国を中心とする欧米圏においてはPDCAサイクルに代わる思考法として「デザイン思考」が主流となっています。デザイン思考とは、

STEP1:共感をもって人々を観察する
STEP2:問題を定義する
STEP3:アイデアを生み出す
STEP4:プロトタイプを作る
STEP5:実世界でテストする

というループを回していくものです。ちなみにデザイン思考の原型は、米軍が開発した「OODAループ(ウーダループ)」です。軍事行動も先が読めない中、刻々と状況が変化する中で意思決定をしなければなりませんが、このOODAループのビジネスへの応用版が前述の「デザイン(=新たな何かを生み出す)思考」なのです。

さて、このデザイン思考の中で最も重要なプロセスはSTEP4の「プロトタイプを作る」ということです。つまり不完全でもいいので、まずはつくってみて市場の評価を得る、というスピードを何より重視しているのです。

前例が無いことに挑戦しなければならないDXの時代、ぜひこの「デザイン思考」のフレームワークを強く意識していただきたいと思います。









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