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菊池功のコラム/菊池 功
「なぜ、業績が上がらないのか?」
2017.08.07

著者(発行責任者):菊池 功

ある事業が思うほど業績が伸びていない場合、選択と集中が上手くできずに手を広げ過ぎて散らかっていることが多いようです。

大事なことは、①とにかく絞る ②広げすぎない ③あれもこれもしない ④絞ったことに徹底して精度良くする ⑤絞り方を顧客に合わせる。 これら①~⑤を確実に継続すること、です。
               
業績が上がっていないと、あれはどうか?これはどうか?と、さまざまな施策が魅力的に見えがちです。施策を実施して結果が出ないと次に移りやすく、結果としてどれもが中途半端になります。

良く言えば「積極的な新しい施策」ですが、悪く言えば「定まらないブレまくりの施策」「当たらない矢を撃ちまくっているだけ」です。もちろん、トライアルで行うのは良いのですが、トライアル期間が長すぎて結果が伴わないのは、黄色信号です。

まずは、①②③のように、とにかく絞ること・広げすぎないこと・あれもこれもしないこと。そして、④のようにしっかり徹底すること・精度良くすること。本来100点にすべきところを60点で終えてしまい、すぐ別を狙いに行き、結果としてまた60点で収まる、これではダメです。一つひとつをしっかりと100点にして、「100点にならなければ次に進まない」というくらいの意識が必要です。

ピントを合わせて絞りきる

業績が上がっていないのは、最も大事なことにグッと絞り切れていないからです。そして、その精度や徹底度が低いからです。あるいは、根本的に絞るポイントが“ピンずれ”している可能性があります。それが⑤「絞るポイントを顧客に合わせる」ことです。

人はどうしても自らのこだわりが強すぎて“ピンずれ”する時があります。しかも、なかなか自分の“ピンずれ”に気づきません。そういう時には他の意見・助言が必要です。他の考え方にハッと気づき、自分の考え方が整理されることができます。

小難しいことはせず、基本的で簡単なことを100%やり切り、そして、複雑に考えずにできる限りシンプルに考えて行動しましょう。