2020年はコロナに振り回されて、ほとんどの企業が業績を落としている状況でした。
この経営環境は2021年も続き、影響は徐々に小さくなると考えられますが2022年も続いていきます。
つまり、withコロナのニューノーマルの事業変革、ビジネスモデル再構築が不可欠であると言うことです。
現在弊社では、150を超える業種のコンサルティングを展開して、5600社以上のクライアントがあります。
それらのデータ分析、取材をしてみますと、コロナ禍において、
単月の売上が昨年以上を伸びている事業が、意外に多くありました。
それらをまとめると、5つの現象ルールがあることが解りました。
□狭属性モデル
ターゲットと商品を絞って、一点突破集中販売の業績をつくるビジネスモデル
事例:倉庫建設、給湯器専門店、高齢者賃貸専門店、ふとんコインランドリー等
□宅配・テイクアウト・ECモデル
今まで店舗販売や接客で売っていた商品を、宅配やデリバリーで売るビジネスモデル
事例:野菜宅配、唐揚げテイクアウト、EC建材等
□DXモデル
接客販売をWEB×リモートに切り替えて、非対面で業績をつくると同時に生産性を高めて業績を加速するビジネスモデル
事例:BtoB営業DX、医療診療DX、不動産営業DX等
□社会課題解決モデル
人口減少、高齢者社会、環境等の社会課題を解決して、支持を受け業績をつくるビジネスモデル
事例:身元保証専門店、高齢者賃貸専門店、脳梗塞リハビリ専門店、空き家再生等
□サブスクモデル
月々定額の支払いで、商品・サービスを受けるビジネスモデル
事例:月々定額・飲み放題サブスク、月々定額レンタル・サブスク、月々定額・セミパーソナルジム等
以上のようなビジネスモデルへ再構築して、コロナ禍で2ケタ成長しています。中には、2倍、3倍と伸びたビジネスモデルもあるようです。
今までの常識が非常識に、そして非常識が常識になり、コロナ禍のニューノーマル時代は、ビジネスモデルを見直し、再構築をしなければ、業績を上げることは出来ません。しかし、やり遂げれば、未来への大きく成長することが出来ます。
つまり、今は業績を大きく伸ばし、他社と差をつける大チャンスなのです。