2024年に入り、早3か月が過ぎようとしております。 この3か月間、皆様もニュースや新聞でM&Aの話題を かなり目にされているのではないでしょうか?
目にする情報は、上場企業や大手のお話が多いとは思いますが、 実は、国内の中堅中小企業M&Aも活発化しており、 我々へのご相談も昨年よりも2倍近く多くなってきています。
そのような中で、M&Aで成長できる会社、できない会社の違いを 今回はご紹介したいと思います。
譲り受け企業のポイント ① ビジョンが明確かどうか 譲り受ける会社にビジョンがあるかどうかは非常に重要です。 たまたま同業種で良い会社から話が来たからM&Aした、というような 行き当たりばったりM&Aはあまりうまくいきません。 明確なビジョンの中でシナジーを発揮できる企業が対象となることで 自社の成長スピードを一気に加速することができるようになります。
② 譲り受け企業に確固たるマーケティング力、営業力があるかどうか 譲り受ける企業側が売上を上げる確固たる術を持っている場合は M&Aは上手くいく確率が高まります。 特に同業をM&Aする場合、譲渡企業を尊重しながらも 業績アップ手法のエッセンスを加えていくことで一気に スケールアップすることが可能となります。
譲渡企業のポイント ① 前向きな譲渡を検討できるタイミング M&Aで譲渡と聞くと、「業績が悪い、利益が出ていないから」など マイナスなイメージがわいてしまうケースもありますが、 実際マイナスからスタートしたM&Aは上手くいく確率は低くなります。 「現在、業績は良い。だが、もう一段スケールアップするには 他社の資本を入れた方が可能性が広がる」 という状態で譲渡を決断された方が決断された方が 結果として相手も沢山の中から選べるため成長スピードを速めることができます。
② ビジョンが明確かどうか 譲り受け企業のポイントでも同様のことを記載いたしましたが、 譲渡企業もビジョンがとても大切です。 自社が成長していくビジョンが明確にあり、 しかし一方で、自社単体の資本力や人員数では到達するには時間がかかりすぎてしまう、という考えの元、他社と資本提携していく企業は成長確率が高まる傾向にあります。
それ以外の要素も多くありますが、 必ずと言っていいほど成長している企業の共通点として挙げられる 代表的なポイントをご紹介いたしました。
これ以外にも個社個社ごとに違いはありますが、 譲渡も譲り受けも体験して見事に成長を遂げている企業・経営者の話を 実際に聞いてみる機会を、ということでセミナーを企画させていただいております。
本メールでは伝えきれない、生々しいお話を皆様にお届けできればと 思っておりますので、是非、ご参加ください。 |