【SC経営のヒント237】:『ムーミン列車で地域再生』

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『ムーミン列車で地域再生』

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皆様こんにちは。
船井総合研究所の丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。

今回ご紹介する「いすみ鉄道の鳥塚社長」とは10年来のお付き合
いになります。

鉄道事業を通じて、地域を元気にしていく鳥塚社長の挑戦にぜひ
ご注目ください。
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『ムーミン列車で地域再生』

第3セクター「いすみ鉄道」(大多喜町)の取り組みが注目を集めて
いる。いすみ鉄道は房総半島の山間部のいすみ市から大多喜町
にかけて走る全長 26.8kmの小さな鉄道。毎年1億円近くの赤字を
周辺4市町村が補助金で負担。2年の検証期間経て本年6月に
存続か再生かの判断を迫られている路線である。

いすみ鉄道株式会社 http://www.isumirail.co.jp/

このいすみ鉄道の再生に向けた取り組みを主導しているのが2代目
の民間公募で社長に就任した鳥塚亮(とりづかあきら)社長だ。
鳥塚社長は昨年6月に就任してから、日本で初めてムーミンをキャラ
クターにした列車を走らせ話題を呼んでいる。

東京から日帰り圏内にありながら、沿線には今でも里山や渓谷など
が点在し、懐かしい日本のふるさとの風景の中を走る列車を見て、
ムーミンをキャラクターにした観光路線化を思いついたという。

ムーミンは、30代~40代の世代に根強い人気があり、調和・争わな
いというキャラクターコンセプトがこの地域の特性にあっていた。
実際にこのムーミン列車を走らせてから、運行収入は確実にアップ
している。

しかし、いすみ鉄道は車両を6両しか保有しておらず運賃収入アップ
には自ずと限界がある。そのため、次なる取り組みとして「物販事業」
を推し進め、手始めに、無人駅であった国吉駅に「ムーミンショップ」
を開設。観光客へのお土産需要に応えている。

実は、鳥塚社長は鉄道前面展望ビデオを販売するパシナ倶楽部の
社長でもあり物販事業は鳥塚社長の得意とするところだった。
この物販事業は沿線での売店、催事出店、ウェブショッピングで今
期6千万円の売上を目標としている。

そして、最近注目を集めているのが「自社養成列車乗務員訓練士
募集」だ。
小さい頃の夢を叶えてみませんか?と訴えたこの募集は、訓練費
用700万円を自己負担するにもかかわらず、全国から問い合わせ
が殺到。2回実施した有料説明会に各 30名の申込みがあった。

鳥塚社長は言う。このような事業は自分1人だけでできるものでは
ない。沿線住民の理解と応援があってはじめて成り立つものだ。
その意味では、沿線の商店街メンバーが中心となったいすみ鉄道
応援団の協力は大きな支えになっている。

ムーミン谷の古里として、沿線をブランド化し、地域再生にまでつな
げる「いすみ鉄道」の今後に注目したい。


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