本年もよろしくお願い申し上げます

ショッピングセンター経営のヒント76:
時代を創るメッセージストアを目指す〜モデル事例その2〜

前回、「時代を創るメッセージストアを目指す」をテーマに、立地創造モデ
ル、空間創造モデルについて、事例を示しながらお伝えしました。

今回は引き続き、3)単品特化モデル、4)ニッチモデル、5)エンターテ
イメントモデルをご紹介しようと思います。

しかし、前回は年明け前でしたので少しおさらいをして、思い出してみまし
ょう。

「どうすればメッセージストアになれるのか?」ということですが、私が考
えるに、それには4つの要素が必要となってきます。

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1.お客様を感動、興奮させるメッセージがお店にある!

2.そして、メッセージを現場で浸透させる仕組みがある!

3.3年後のビジョン従業員に伝えている

4.原点回帰で儲けを出すしくみがある

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そしてこの要素を持った企業を見ていると、どうやら5種類のモデルへと
分かれていることがわかります。それが以下の5つです。

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1)立地創造モデル

2)空間創造モデル

3)単品特化モデル

4)ニッチモデル

5)エンターテイメントモデル

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思い出されましたか?

では、今回 3)単品特化モデル、4)ニッチモデル、5)エンターテイメ
ントモデルについてご紹介したいと思います。


3)単品特化モデル

●事例3:名物単品を店名にしているお店はやっぱり強い
〜売りが一目でわかる店作りのポイントは?〜


■本場名古屋名物 幻の手羽先 世界の山ちゃん 場所:東京都新宿区百人町

【こんなお店!】
本場名古屋名物 幻の手羽先を名物単品とする世界の山ちゃんの東京1号店。
駅から近いもののB1Fにあり、決して良い立地とはいえないが、その看板
の大きさで店舗の存在をアピール。

メニューはチラシ的でとにかく見やすく、はじめてきた人が何を頼んだら良
いかが一目瞭然である。その商品と接客は常連さんにとっても、新規客にと
っても、また行きたいと思わせるお店である。

例えば、『本場 名古屋名物 幻の手羽先 世界の山ちゃん 新大久保店』の
ここが凄い!

?ホームページで全てがわかる店(MAP、メニュー、間取り、席数)
?駅から見える世界の山ちゃん巨大キャラクター看板
?本場 名古屋名物 幻の手羽先という名物単品のネーミング
?店長自ら子機を片手に、予約客のお出迎え
?入口にあるスタッフの意気込みを伝える写真パネル
?メニュー表紙にある感謝の文字と開業当時の写真
?B級グルメにこだわる名古屋味いろいろ (名古屋B級グルメMAPつき)
?「おいしい料理を楽しく提供する」ためのお客様思考宣言
?ストレスを感じさせないドリンクオーダーの提供
?スタッフをフォローする店長の動き
?スタッフとお客様のコミュニケーションをつくる「月刊誌 てばさ記」
?雨の日の傘サービス
?口コミをつくる各種販促ツール
?気概と誇りを感じるキャラクター付きスタッフジャンバー、グラス、皿





4)ニッチモデル

●事例4:これからは小さいお店が面白い
〜「力相応」「時流適応」の店づくりのポイントは?〜


■おさかなの台所 オリエンタル  場所:神奈川県川崎市中原区木月

【こんなお店!】
メニューはマグロに特化し、明確な来店動機を与えやすい繁盛店。その証拠に、
週末はファミリー客が大半を占め、必ずウェイティングになるほどである。
オーナーは常に客席に待機し、顧客とのコミュニケーションに精を出してい
ることも、リピーターを作り続ける要因となっている。




■うさぎや(鉄板焼き)   場所:東京都世田谷区池尻1丁目

【こんなお店!】
最寄駅からは徒歩で15分はかかる住宅街にあるが満席であることが多い。
鉄板焼きが主体のカウンターだけの小さなお店で味には定評がある。
早い時間にはファミリーの来店も多く、営業時間が長いこともあって、深
夜になると芸能人の隠れ家的なお店となる。




5)エンターテイメントモデル

●事例5:エンターテイメントで差をつける
〜美味しいだけではつまらない。お客様を楽しませる演出とは?〜


■汁べえ   場所:東京都世田谷区北沢

【こんなお店!】
下北沢という立地からも、若者に人気の繁盛店。店舗のど真ん中に厨房が
あり、それを囲むようにカウンター席が配置されている。カウンター席で
の商品のやり取り、テーブル席での様々な商品提供など、従業員とお客に
常に一体感がある。

この『汁べえ』のトイレには『このお店は美味しいものを食するお店では
ありません。元気になってもらうお店です。』というメッセージが貼って
あります。このメッセージ通り、なんとも店員の気さくで元気なこと。
スタッフはお世辞にもかっこいいとはいえない、パンク頭のお兄さんや、
ずんぐりむっくりのお姉さんたちなのですが、それはそれで味があってな
かなか良い感じなのです。

料理も実は美味で、おすすめの『あぶり鯖』は、瓦にのせたシメ鯖を目の
前でガスバーナーであぶるといったパフォーマンスつきなのです。
また、毎日22:00に開催される5mはある一枚板にのせられた寿司を
1貫80円で提供するタイムサービスも一見の価値あり。

どんなお店にも、経営理念や経営方針はあるものですが、それをスタッフ
の全員が実践し、お客様がそれを実感できるお店はそうはないものです。
お客様が共感、共鳴するメッセージストア、そんなお店づくりに挑戦して
いきたいものです。





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船井総合研究所 第六経営支援部
丹羽英之

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