リサイクルショップ業界では、大手を中心に売場面積1000坪以上の超大型店が増えてきています。
ブックオフさんが展開されているスーパーバザーという業態は典型的で、
1店舗当りの経常利益が1億円を超える店舗も数多く展開され、
30万人商圏に1店舗は、古本のブックオフを核テナントとする総合リサイクル業態で、
圧倒的な集客力で、全国展開を始められています。
また、お宝系業態も1000坪規模以上のお店が数多く存在します。
ウッドストックさんが展開されている茨城県の土浦市にあるお宝@マーケットは、
売場面積が1000坪、年商5億2000万と業績も好調のようです。
また、異業種からの参入組も大型化の流れに乗り、
家電最大手のヤマダ電機の子会社CICさんが展開するREプラスという業態が
茨城県築西市にあり、売場面積1000坪、中古家電、アウトレット家電を中心に
総合リサイクル(トレカ、古着、スポーツ、ゴルフ、家具、)を展開されています。
こういった大型化の流れがある中で、資本力のある企業は、
自社の大型店成功フォーマットを完成させるというのが王道でありますが、
小規模、中規模店はどのようにしていけばよいと考えられていますか?
私の答えのひとつが、専門性を磨くということです。
大型店は見に行くとわかりますが、細部にまでこだわった品揃え、
ディスプレイ、接客対応、個別対応というのが、しにくくなります。
私が以前からお話しておりますような、ただ大きいのではなく、
大型店も専門店が複合したような大型複合店でないと、
買取、販売のお客様ともに魅力を感じてくれません。
専門性を追求して、小、中規模店は差別化をはかるべきだと思います。
また、専門性を磨いていくと、自社のコンセプトが明確になってきます。
コンセプトとは、誰をどの商品でどうやって喜ばしたいか?ということです。
どんな業界もライフサイクルが進めば、顧客層が細分化されていきます。
より自分も好みや嗜好性にあったお店にしか行かなくなるのです。
この際、大切なのは、自社コンセプトを明確にし、そのメッセージをお店全体で
伝えることなのです。商品、売場、接客、販促、など伝えられる手段全部で伝えるのです。
さらに、私が提案している商品政策は“単品一番化”という考え方で、ある単品は、
その商圏内で一番在庫を持つと圧倒的にその単品の買い取りが増え、
売上が増加するという考え方です。
1単品を商圏内一番に育てられると、都道府県で一番、日本で一番と育てていきます。


