
昨年よりはじまりました不景気も本格化し、消費が冷え込んでいます。
年末商戦は百貨店や宝石業界などが大幅なダウンになったようです。
逆にショッピングセンターやスーパーマーケット、家電量販店、レンタルビデオ業界などは好調で、この不景気で“アンキンタン”から自宅にこもり家で過ごす “ジモタク”へ移行したと言われています。
またこの不景気で大きな打撃を受けた業界として挙げられるのが自動車業界です。新車販売の低迷によりメーカーは軒並み減益や赤字を発表しました。その自動車業界の中でもすべての業種が悪いのかと言うとそうではありません。整備や車検業界は好調なのです。ご支援先の整備と車検を専門に扱っている会社では昨年対比120%を記録しています。これは新しい物をすぐに購入するのではなく、使える物は修理などをして使おうという消費者の心理を表した結果です。
このような消費行動はリサイクルショップにおいて大変な追い風になると考えられます。
自宅に眠っているもの、使っていない物を現金化しよう…。
今までは新品を購入していたが中古品で我慢できるものは我慢しよう…。
実際、ご支援先では買取件数が大幅に伸びています。買取り件数増加の中で注目すべきはリサイクルショップをはじめて利用するお客様が増えていることです。この不景気で今までリサイクルショップを利用したことのなかったお客様の来店の可能性が広がっているのです。
このようなお客様を取り込めるかがポイントになります。
人は通常自分の興味のあるもの、意識しているものにしか反応しません。
例えば自分が新しい車が欲しいと思えばチラシや看板を見ます。それを元にディーラーにいくでしょう。また走っている車で自分の好みの車を見つけて、「最近、あの車種多いよな…。人気あるのかな…。」と思います。これは今まで気になっていなかったものを意識し、多いように感じているのです。
このような人の心理から考えても今こそ集客のための販促活動を行い、潜在意識を掘り起こさなければなりません。しかしこれはチラシをバンバン打ちましょう…と言っているわけではありません。自店のお客様がどこから来られているのか、いつ来店しているのか、どのような世代のお客様が利用しているのか等をしっかり分析し、チラシやフリーペーパーや看板など様々な手段を改めて検討していただきたいと思います。また、上記のようにコストがかかるものだけでなく接客時の一言、
「是非ご家族やご友人の方とお越しください。」
等でも変わります。こんな一言で!?と思うかもしれませんがこれだけで大きく変わります。是非お試しください。様々な手段で新しいお客様、また既存のお客様の来店を促し、この不景気と言う追い風を利用していただきたいと思います。
文・・・澁谷 平祐(シブタニ ヘイスケ)
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