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コンサルティング成功事例

電気/設備工事/ビジネスモデル構築・新規参入

下請けから「元請け」へ。市場縮小を睨み、新たな顧客創造に成功した電気工事業(株式会社 オノテック)
株式会社 オノテック
PROFILE 株式会社 オノテック
創業 : 2003年1月 
事業内容 : 電気・空調・通信・セキュリティ(設計・施工・管理)
所在地 : 愛知県名古屋市名東区牧の里3丁目304番地
電話 : 052-705-8701
FAX : 052-705-8702
従業員数 : 9名

INTERVIEW
入江 貴司
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入江 貴司
2010.01.27
サクセスサマリー
 
電気工事業界では、公共工事の縮小や建築棟数の減少などによる市場パイの縮小が続く中、売上の拡大と利益体質への転換を実現している。
 
今回の取り組みでは、BtoB、BtoC向け直接受注にチャレンジし、順調に立上げを図っている。
 

 
■ 船井総合研究所との関わり
 
【ビフォア】 
ハウスメーカーや工務店が建てる建売住宅の電気工事を下請けで受注。社長の営業力で堅調に受注はしているものの需要の先細りは明白であり、将来に対する不安を感じていた
 
【アクション】
BtoB、BtoC向けに「元請け」となり、直接の電気工事を受注するサービス「お助け電気の110番」を立ち上げた
 
【アフター】
2009年3月の立上げ後、コンスタントに売上があり、6月には売上180万円を突破している。
 
このサービスがきっかけで、地デジアンテナやエアコン取替えなどの工事受注が増加し、地域に根付いた電気工事屋さんとして浸透してきている
お客様の顔を見て仕事ができるようになり、やりがいが変わりました 
株式会社 オノテック 代表取締役 小野田博文 氏
株式会社 オノテック 
代表取締役 小野田 博文 氏
■ 市場パイ縮小の中での先行き不安 
主にハウスメーカーの下請けとして、電気工事事業を展開しています。

このあたりは名古屋市でも戸建住宅の多い地域であり、今は受注できているとはいえ、昨今の住宅建築棟数の減少、公共事業の削減に伴い、やがて市場が縮小していくだろうということは常々感じていました。

特に公共事業は一般競争入札によって行われ、参入しやすくなっています。つまり、競争が激しく、仕事がとりにくい状態なのです。

何か新しい方向性を探さなければならないと考えていた矢先、船井総研のセミナーに軽い気持ちで参加しました。

入江さんにお会いして提案されたことは、一般のお客様を対象にした事業でした。

日常の中で電気にまつわる困ったことがあれば、24時間、365日体制で工事を請負う、「電気のお助け110番」というサービスです。例えば、コンセントの取替えや、ブレーカーが落ちた、エアコンの取り付け工事などです。
「お助け電気の110番」ホームページ
株式会社オノテックが運営する電気・設備のトラブルに関する総合情報サイト「お助け電気の110番」
今は地デジ(地上デジタル)工事の依頼が最も多いという
■ 下請け受注から直接受注業務の導入 
このサービス導入には二つ理由がありました。一つは、水道でこのようなサービスは有名ですが、電気では今までなく、隙間であったといいます。

もう一つは、うちの長所としてフットワークが軽く、また普段から一般住宅に携わっていたことから知識と技術があったことが理由です。

この事業は、1受注あたりの単価は小さいですが、粗利が高いのです。今までのような下請け受注ではなく、工務店などを介さないためです。

一般的な電気工事業者の中では面倒なのでこうした小口の事業は好まれませんが、数をこなせば十分合うようになります。

例えば1件2時間の作業で2万円のサービスを受注したとすると、1日に4件やれば8万円の受注額です。粗利が50%であれば、1日4万円の粗利になるわけです。

下請け工事であればどれだけがんばっても1日の人工代(作業費)が2万円前後ですので、大きな違いです。

なにより、お客様の顔を見て仕事ができるようになり、やり甲斐が変わりました。工務店やハウスメーカー相手だと、ある意味工場でモノを作る感覚に近く、誰の何のために仕事をしているのかが見えづらくなりがちでした。

それが、お客様から直接依頼され、作業をし、ご満足いただける顔が見えるということは、仕事へのモチベーションが上がりました。

最初は慣れない接客と不安でとても抵抗がありましたが、お客様に納得いただける仕事とお金を頂戴できることで、やってよかったと思います。

また、もう一つ分かったメリットとして、接待などの営業経費が少なくて済むことがあります。今までは避けられない経費でしたが、このサービスについては、いっさいかからないのです。これは大きかったですね。

集客は、インターネット中心です。チラシやポスティングも利用しますが、インターネットから受注するのがメインの流れになっています。若い方からお年寄りまでインターネットを利用しますので、大変有効といえます。
「お助け電気の110番」 24時間365日対応
24時間365日対応のため、飲食店や店舗などからも依頼がある
■ 主力商品の工事につながるきっかけとなる 
平均単価は、3000円から上は60万、70万の作業もあり一概にはいえませんが、だいたい2~3万円のあたりが多いです。

人工(にんく:一日一人あたりの作業量)にして、従来の下請け業務がおよそ1万8千円~2万円で、この「お助け電気の110番」は2~3万円といったところです。その上利益率がよいですから、利益は上がっていきますね。

まだ3月に始まったばかりのサービスで、受注は月約30万円になります。6月には180万円になりました。まだPR不足にもかかわらずこの受注ということは、アピールの方法次第ではもっと数が変わってくると見ています。

潜在的にもっとお客様がいることがわかり、入江さんとこのサービスに手ごたえを感じています。

最近では、「●●さんをお願いします」と、直接の指名も増えてきました。電気とまったく関係のない仕事も頼まれることがあり、このサービスが浸透し、信頼を得てきていることを肌で感じますね。

お客様が増えれば不景気でも業績のブレが少ないといいます。

なおかつ、景気に関わらず電気がつかなくなれば困ります。この機を生かして地域でのお客様の基盤をつくり、主力商品である、地デジアンテナの取り付けや防犯対策などの工事につながることが目標となります。

今後は全国レベルに、地域ごとの電気屋さんと連携してネットワークを広げていきたいです。
船井総研 入江貴司と株式会社オノテック 小野田博文氏
入江貴司(左)と小野田博文氏(右)
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