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| 学校法人 神戸セミナー |
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名称 |
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学校法人 神戸セミナー |
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校長 |
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喜多 徹人氏 |
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所在地 |
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神戸市中央区下山手通8丁目4番26号 |
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売上高 |
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2006年度 売上 2 億 4,800万円 利益 2,300万円
2007年度 売上 2 億 8,100万円 利益 3,200万円 |
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| 岩崎 剛幸 |
| 2008.05.08 |
■ この会社のすごいところ
灘高はじめ、進学校のひしめく神戸に、知る人ぞ知る大学受験の予備校がある。
「高校を中退した人や不登校、ひきこもりを対象とした大学受験予備校」。それは、本人のカウンセリングからスタートする完全個別対応。受験産業も80年〜90年代のようなマス・マーケティングは通用しないということか。
大学も予備校も生徒獲得に苦労する中、この学校は、神戸の地で独特のカリキュラム、すなわちビジネスモデルを展開、縮小する受験マーケットにおいて躍進中だ。 |
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| 独自固有の長所を伸ばし、縮小する18歳受験生マーケットでシェアを伸ばす(神戸セミナー) |
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| 喜多 徹人 氏 |
| 学校法人 神戸セミナー 校長 |
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■ 神戸という土地柄 そこにある知られざるマーケット |
神戸という地は、とかく大学受験に対する熱の高い地域だ。世帯調査からみる生活指数は高く、いきおい「学歴に対する価値観が高い家庭が多い」と、神戸セミナーの校長、喜多徹人氏は語る。学歴に対する価値観、それはそのまま受験産業のマーケットに直結する。
「不登校やひきこもり、精神科医に通うような方をたくさんお引き受けしてます。みなさん、元々、勉強ができない、ということではない。家庭内や学校生活でのプレッシャーなど、ふとしたことでひきこもりになってしまった、そんなエリート高の生徒は実は多いのです」(喜多氏)。
偏差値の高い進学校、そういう名門校だからこそ、周囲のプレッシャーなどからストレスもかかりやすく、うまくいかなくなる生徒もいるという。そのような名門校に行かせた親が強く思うのは、高校中退では終わってほしくない、いや最低でも一般世間に響きの良い大学には行かせたい、ということ。これが神戸セミナーが獲っているマーケットだ。
「基礎から始めて、難関大を目指す予備校」そう掲げる同校の合格実績には高校中退から「親御さんたちも納得される一定以上の大学」への合格例が数多く並ぶ。
このようなユニークな合格実績を誇り、それを売りとする予備校は全国的に唯一のようだ。神戸という地の利かもしれない。しかし、入学希望者は全国からやってくる。実績とウワサは全国的に響いているのだ。ちなみに大手の予備校からの紹介でやってくるケースもあるという。
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| 同社のオフィシャルサイトに掲載されているユニークな合格実績 |
中退者歓迎、とあるがこれは無条件でOKということではない。
「親のプレッシャーだけでお見えになっているケース、これはお引き受けしてません。それと喫煙者、これもお断りします。生徒の自主性を引き出し、自己管理できるようにする、という同校のポリシーに反しますので入学される際にはタバコは断っていただくのが条件。あとは幻覚幻聴のある方、さすがにこれは医療的補助が必要で、我々ではなんともできない」(喜多氏)。
ちなみに「鬱(うつ)は同校入学後に対応できる」という。
同校では、最初のお問い合わせの段階からカルテづくりがスタートする。お問い合わせしてきた人は誰か? 母か父か? そうしたカルテから同校独自のシステムにのり、マンツーマンのカウンセリングに基づき、授業のカリキュラムが組まれてゆく。
「一般的に予備校というのは教える側が生徒を「まとまり(マス)」で診ています。大手の名物講師が良い例です。うちはその真逆です。生徒を個で捕らえチームでカウンセリングにあたるのです。生徒のカルテはすべての講師が共有し、いつでも誰でも個別対応ができるようにする、生徒によって喋り方も課題の量も変えるのです」(喜多氏)。
いわば「教育のCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)」と言えるだろう。
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喜多 徹人(きた てつと)氏
1985年 京都大学法学部卒、同年 三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行
1991年 神戸セミナー副校長として引き抜かれ、銀行を退職。2007年より校長に就任
現在に至る |
■ 自信がすべての土台 ゴールは合格の向こう側にあるもの |
「教育の業界は普通、否定から入っているものが多いですよね。あれはダメ、これもいけない、こうしなさい。またはティーチ(漢字テスト、単語テスト)をする予備校や塾も多い。つまり何をやっているかというと“結果管理”なのです。生徒たちにストレスをかけているのです。
ティーチをいくら増やしても学力は伸びません。私たちはスタディ(本人の能動的な学習)をコントロールしているのです。まずマンツーマン指導により、勉強に対するストレスを下げてあげる。教材レベルを本人に合わせてやる、ムリにたくさんやらずに減らしてあげる、つまり正しいやり方を導いているのです。
例えば、勉強よりもバイトやクラブ活動に充実感、手ごたえを感じているときは、それをいったん肯定して自信をつけさせてあげるのです。バイト先で認められているのであればそれも肯定して褒めてあげる。「自信がすべての土台」なのです。
遊んでる時間などない、もっと勉強させてください、とヒステリックになる親御さんもいますが、勉強する時間は絶対にあるんです。24時間をフルで活動していることなどないですからね」
年間の授業料は86万円。中退者は100万円(ご両親や家庭環境のカウンセリングも行う)。通常の予備校に比べ若干高めの料金設定だが、喜多氏は神戸セミナーを「家族支援ビジネスだ」と言う。
志望校に受かる受からないは過程であり副産物である。ゴールではない。シアワセな家族で笑顔が戻るかどうか、がゴールなのだと。家族に満足してもらう。今のところ勝率は8割だという。
喜多氏のところには視察、ヒアリングに来られる同業者、講演依頼が後を絶たない。やってきたことはすべて教えてあげると言う。
「聞いただけですぐに真似はできないでしょうねぇ。まあ、日本中の予備校がうちの真似をしてくれたら、ちょっとは日本も変わると思っていますが」と喜多氏は笑った。
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| 自信をつけさせたところから一挙に学力は伸びる、と喜多氏 |
〜正しい教育は正しい経営に通ず〜
神戸セミナー様の最大の売りは「ターゲット設定の明確さ」にありますが、実はそれ以上に「良い方法を正しく伝える」という教育の仕組みにあります。
生徒に自信を取り戻させ、親御さんに対してもカウンセリングをする。同時に一人一人の生徒に対して学校側が完全に個別対応できる教育の仕組みを作り上げています。単なる「合格させ屋」ではなく、「生徒の未来を支援する組織」なのです。
正しい考え方で経営を行っていけば、それが成果となって表れてくることを体現している企業事例です。
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