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「人事評価制度を“人材育成の仕組み”として機能させる」 HRTech開発・推進室 部長 下田 寛之
2018.04.10

著者(発行責任者):

 執筆者:下田 寛之


人事評価制度をどう使っていますか?

もし、「人事評価制度を運用する目的は何ですか?」と聞かれたら、貴社では何と答えますか?「従業員に対して会社が期待するスキルや行動を示すため」「賞与の分配、処遇決定を不公平なく行うため」そのような回答をされる方は少なくないのではないでしょうか。

私がこれまでお会いした多くの企業でも、人事評価制度の運用は「会社方針の浸透」や「人材の給与や処遇の決定」に主眼を置きながら実施されており、その運用頻度は「年1回、年末に」という企業が大半を占めます。もちろん、その運用法は間違ってはいないと思います。しかし、そういった運用法を聞くたびに、私は、とてももったいないと思うのです。

会社の未来を見据えながら構築した人事評価制度を、もっと有効に使う方法があるのです。


成長スピードを上げる評価制度の使い方


私は、人事評価制度は本来、企業の戦略に基づき、一人ひとりの従業員の行動やスキルレベルを見える化し、従業員の強みや改善点を把握して、次のステップへ導くための「人材育成のための仕組み」として運用すべきものであると考えています。

「人材育成のための仕組み」として機能させるために、評価は最低でも半年に1回、できれば四半期に1回程度行うのが理想です。従業員の成長を1年に1回しか確認しないのではスピード感がありません、年に複数回行えば、数倍速のスピードで人材を成長させることができます。人材を数倍速で成長させることができれば、企業の成長もそれだけ速くなるのです。

評価の頻度を上げると手間がかかるのではないか?と思われるかもしれませんが、今はITで効率化することもできます。船井総研が開発したクラウド型の人事評価システム「Advance」も多くの企業が利用されています。

当社のクライアントの中でも成長が著しい企業は、評価制度を複数回運用しているケースが多いです。貴社の人事評価制度が「人材育成の仕組み」として機能していないと感じられたら、その運用法を一度見直してみるのもいいかもしれません。


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