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コラムニスト
岡聡のコラム/岡 聡
「社会をより良く変革し、新しい時代を切り開く礎となりたい」
2018.10.09

著者(発行責任者):岡 聡

今回のタイトルのような言葉を、最近、学生やクライアント企業との会話でよく聞きます。日本の就活生から本当によく出る言葉です。

船井総研のインターン生からも実際によく聞きます。日本の現状を憂い「自分の人生をかけて社会の問題の解決に取り組むことができる仕事に就きたい」という学生は、本当に多いのです。

今また社会性の追求が重要


昔は日本の社会の問題を解決するために公務員や政治家になって解決したいという志を持つ人が多かったように思いますが、現代は民間企業で社会の問題を解決するための技術開発や事業をしたいという人が増えてきたように感じます。

次にクライアント企業との会話なのですが、実は中国企業の経営者からそういった声を聞くシーンが本当に多いのです。曰く「中国はまだまだ先進国とは程遠い。社会インフラも未整備で生活者が苦労したり、不利益を受けていることが多い。だからカエル跳びで社会を変革し、より良い社会と生活をかたち作っていきたい」と。

一定の成功を収めた中国人経営者からも本当によく聞きます。逆に日本企業からはこのような問題意識のある発言を聞くことがめっきりと減少しています。日本企業の話の中心は「最近は大変だ。社会の変化に会社がついていけない。人手不足が事業継続もままならない」などです。要は、社会の問題面をクローズアップするが、自ら解決する意思が弱いのです。

企業に与えられた使命


船井流で定義する企業の使命は、収益性の追求、社会性の追求、教育性の追求です。

変わりゆく社会の問題を解決し貢献するという「社会性の追求」は、企業存続の絶対条件であり、社会から必要とされない企業が市場退場を突き付けられることは、昔から自明なことです。そしてお客様と社員の胸を躍らせ惹きつける、社会貢献性の高いメッセージを経営者がしっかりと発信している会社は、今の時代も業績もよく成長を続けている事実を目の当たりにします。

キャッシュレス経済もAI活用も、明るい未来づくりに向けた課題解決の手段としての取り組みととらえている会社が、勝者として選ばれるのだと思います。