コンサルタント&経営者コラム

プラス会員様限定

コラムニスト
南原繁のコラム/南原 繁
「強いからではなく、変化対応するから生き残れる」【無料公開期間:2017年12月20日まで】
2017.11.07

著者(発行責任者):南原 繁

設立55年(1962年設立)の株式会社すかいらーくは、現在、社名はそのままですが、2009年に「すかいらーく」という屋号のお店(業態)をなくしました。1990年前半に「ガスト」という新業態を起ち上げてから「バーミヤン」「夢庵」「ジョナサン」など、20を超える業態を展開しています。

時に、“強いものが生き残るのではなく変化対応したものが生き残る”というダーウィンの進化論が経営の心得で語られますが、まさにそれを地で行く事例です。

ライフサイクルが成長期から成熟期、展開期、安定期に進むほど「業態」発想にシフトして、時流をとらえて新しい業態にチャレンジすることが重要であるとつくづく思います。

例えば、住宅リフォーム事業は2012年頃にようやく成長期から成熟期に入りました。すかいらーくが1990年前半から従来の総合ファミレス業態を変化させていったのと同様に、住宅リフォーム事業もこれまでの総合リフォーム戦略を捨てて、新しい業態を起ち上げて変化対応しなければいけません。しかしながら、過去(成長期)の成功体験が邪魔をして、変化対応ができないまま、業績不調の企業が散見されます。

今、リフォームで確実に業績が上がる業態の一つに、水まわりリフォーム専門業態(FAST-Reform業態)があります。A社の事例をご紹介します。

2013年当時、成長期に伸ばし続けた業績の横ばいが続いていました。そこで経営者の一念発起で過去の成功体験を捨て、水まわりリフォーム専門業態(FAST-Reform)を起ち上げました。

その結果、それまでの3~4年間は、年商7億円前後で伸び悩んでいたのが、1年後の2014年には年商15億円まで伸び、現在、20億円を突破しています。

A社の経営戦略の基本的な考え方は、過去の手法を捨て、「時流に沿った業態」を起ち上げ、商品やサービスの品質を高めていき、商圏内一番店を作る。そして一番店の商圏エリアに二の手、三の手で新しい業態を“複合型”で起ち上げることです。

飲食業もリフォーム業も、どの業界も基本的には同じのようです。



住宅不動産部サイトバナー

メルマガタイトル
全てのメルマガを見る>>