コンサルタント&経営者コラム

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コラムニスト
小池彰誉のコラム/小池 彰誉
「社内教育をコンテンツ化・デジタル化しよう!」
2018.07.02

著者(発行責任者):小池 彰誉

もし自社でできるならば「社内研修を内製化し実施したい!」「役職別の教育プログラムを作り上げたい!」という経営者は少なくないでしょう。

船井総研でも毎月1回、階層別(グループマネージャー・チームリーダー・一般社員・入社1年目)のスキル&スタンス研修を行っています。1~6月は集合型での講義スタイルで開催し、後半7~12月はデジタル化の一環でオンライン受講に切り替えます。今後は、わざわざ会社に集まらなくとも、好きなときに好きな講座を好きなだけ受け、勉強できるようになります。

社内研修のオンライン化手順

階層別社内研修を構築するフローは極めてシンプルであり、以下の手順です。
(1)各階層での必要なスキルとスタンスを見える化
(2)その中から重要なものをピックアップし、年間を通してのプログラムに落とし込む
(3)そのプログラムに適した幹部(当社では部長クラス)に講師を依頼し、テキスト作成
(4)講座のテキストも目次を合わせ、標準化し、属人性を排除
(5)振り返りテストを作成
(6)講座は撮影し、コンテンツ化を図る
(7)講座ごとの理解度を上げるため、必ず講座ごとに振り返りテストを実施
(8)後日社内イントラ等に、「講座テキスト+収録講座+振り返りテスト」一式をアップ。オンライン化し、反復学習できる体制を構築

切り替えのときに気をつけること

留意すべきことが2点あります。1つ目が、コンテンツは短めにすることです。1テーマあたりの講座時間は長くても30分以内が良いでしょう。時間が長い講座は的が絞れていないケースが多く、反復学習にも適しません。

2つ目は、新しく作り出さないことです。どの会社にも普段の仕事の中で活用している教育ツールや資料は結構あるものです。それらを上手に収集し、標準化することで簡単にテキストが完成します。

100点満点に近い講座づくりに時間をかけるよりも、70点程度でいいので今あるものを活用するほうが良いです。そして年々レベルアップさせることが、結果として社員育成の近道となることは間違いありません。ぜひ皆様の会社でも、できるところから始めていただきたいと思います。