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菊池功のコラム/菊池 功
「少しでも経営に不安がある時に心に刻みたい言葉」
2018.01.23

著者(発行責任者):菊池 功

「直近1~2年間の業績見通しは良いが、3年先は危機感の方が強い」。そう感じている中小企業の経営者は多いようです。
              
実際、世界的にも株価は高く、日本の大手上場企業の業績も好調、その恩恵を中小企業も受けていますが、「これからも今のままで良い」と思っている経営者は少ないようです。

中には、逆に「今の忙しさが続く分だけ不安も大きい」と感じる方もいるようです。将来も盤石と確信できていないからです。そういう時は以下の言葉を心に刻んで欲しいと思います。

将棋界で前人未到の永世7冠を獲得し国民栄誉賞も受賞した羽生善治氏が過去に残した言葉です。
<以下、羽生氏のコメントより抜粋>

「自分の得意な形に逃げないようにしている。同じ方法だと悪くなるから、捨てなきゃいけない。長年築きあげてきたものでも変えなくてはならない。リスクを避けていては、対戦に勝ったとしても良い将棋は残すことはできない。変えないことは私にとっては大きなリスク。積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にする」

「勝負の世界では『これでよし』と消極的になるのが一番怖い。常に前進しないと後退する。毎回石橋を叩いていたら勢いも流れも絶対掴めない。新しい試みがうまくいくことは半分もないが、やらないと、自分の世界が固まってしまう」

「大一番の対局では誰しも手堅く安全な道を選びたくなる。自分もそうすることはあるが、確実にという気持ちに逃げると勝ち続けるのは難しい」

10代から天才といわれた羽生氏は、50歳手前の今も第一線で活躍し続けています。風貌は冷静沈着に見えて、実は攻撃的な方です。我々も羽生氏を見習って、守りに入らず新しい挑戦をドンドン仕掛けて前進することが大事です。

「まだその時期でない、環境が未整備だ」とリスクを強調する人もいますが、環境が未整備なのは、逆にチャンスなのです。漠然とした不安は立ち止まらないことでのみ払拭されます。守ろう、守ろうとすると後ろ向きになります。待っているだけ、守っているだけではいけません。攻めていくことが大切なのです。

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