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橋本直行のコラム/橋本 直行
「マンガで伝える」
2018.01.30

著者(発行責任者):橋本 直行

マーケティングにおいて、ターゲットを絞り込むことが最重要事項であるのは、いうまでもありません。ターゲット層を明確にしてこそ、商品・サービス開発の方向性や販促・営業の手法について、的確な設計ができます。

今回は、売り手市場でより受け身の姿勢になっていて、また普段からマンガに慣れ親しんでいるターゲット層に対して、効果的な手段をお伝えします。
 

ターゲット層を意識する

例えば、運送会社がドライバー採用を行う場合。性格・志向が自社に合っていて、ドライバー職に興味を持ってくれそうな層に向けて作戦を練る必要があります。

募集広告なら、ターゲット層に合った条件を、金銭面だけではなく、仕事好き、仲間好き、会社好きを醸成しての総報酬の視点で検討します。その上で、それらをどこで、どうやって訴求するのかを考えます。ここで大切なのが、ターゲット層に「伝わる手段」は何なのか?です。

業務マニュアルにも有効

採用後も、定着化の要となる教育テキストやマニュアルの仕様がターゲット層に合っていることが最も重要です。彼らにとって、読みやすく理解しやすいものにしなければなりません。そのための施策として効果的なのが「マンガ」なのです。

ビジネス利用のマンガの制作会社に聞いたところによると、商品のマーケティングや人材リクルーティングでは、これまでマンガが使われる例が結構ありましたが、最近では社員教育用のマニュアルやテキストをマンガ化する例が増えているそうです。

従来の文字主体のツールでは、写真を多く載せたとしても、ターゲット層に「読んでもらいやすい」という点ではマンガには敵いません。また、想定シーンの表現、過去シーンの再現などにおいては、マンガの方がストーリーとして効果的に伝えられます。しっかり読ませたい、伝えたいなら、マンガという手段を積極的に検討すべきなのです。

なお、究極のマニュアルは「文字なし」でしょう。例えば、レゴブロックやイケアの家具の組み立て説明書にはほとんど文字がありませんが、そのために逆に究極にわかりやすい表現になっています。




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