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中小企業が人財を採用する方法/藤木 晋丈
経営者の決断!質を取るのか?量をとるのか?
2013.04.26

著者(発行責任者):藤木 晋丈

2014年の新卒採用活動も中盤戦を迎え、大手企業や地方の金融機関が内定を出し始めています。

我々のお付き合い先も例外ではなく内定を出し始めています。そんな時期に経営者の頭を悩ませることといえば、「学生の質をとるか、量をとるか」ではないでしょうか。

採用基準ギリギリの学生をどうするか

つまり、採用基準を少し下げて学生を採用するべきか。もしくは、採用基準ギリギリの学生を採用するべきなのか。それとも、採用予定人数に達しないと分かっても、採用基準を下げずに学生を採用していくべきなのか。

特に今年は、採用予定人数を増やしている企業が多いため、この問題に直面する経営者が多いように感じています。これまで同じようなケースを数多く見てきた私の経験からすると、中小企業ほどそんな状況になった時には、迷わず量をとるべきだと考えます。

質よりも、量を優先する、決断をするのは非常に勇気が要りますが、量を優先したほうが業績は上がります。

量が質に変わるといいますが、量(採用人数)よりも質(採用基準)を選択した場合、優秀な新卒が人手不足によって疲弊してしまい、結果、早期退職していってしまうケースが多々見られます。

生産性は結果的には下がらないことが多い

逆に、質(採用基準)よりも量(採用人数)を選択した場合、一見、一人当たりの生産性が下がってしまうように感じますが、一年を通じてみるとそんなことはありません。

むしろ優秀な新卒がそうでない新卒の上に立ち、引っ張る形になり、また過度の疲弊感を与えることもないので新卒が定着します。また、同時にしっかりと内定者研修や新人研修を実施すると、不思議と下のレベルだと思われた新卒も上に引き上げられることが多いと感じています。

新卒採用をする目的が「新規出店」「事業拡大」「業績好調」のための増員であるケースが多い中小企業は、質にこだわるよりも、まずは量を優先して採用するほうが結果的に業績は上がるのです。


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