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「出店する立地を選ぶ3つのポイント」  整骨院経営イノベーション研究会 主宰 浜崎 允彦
2018.08.01

著者(発行責任者):

執筆者:浜崎 允彦


私が担当する整骨院(治療院)業界では、インターネットの普及により治療技術に関する情報拡散が盛んになりました。

店舗型ビジネスであるため、ネットの検索対策や良質コンテンツに合わせて好立地に出店すれば、繁盛院をつくりやすいです。出店立地を選定する基準は各業界によって異なりますが、今回は、私が治療院業界に携わる中で大切にしている基準3つをご紹介します。


(1)商圏特性

行政人口と近隣の乗降客数(都市型立地は特に)は必須で見ています。ネット集客が当たり前になっている今こそ、「エリア名×業種・業態名」での検索が増えています。行政人口、乗降客数が多い駅が市場の大きさに比例する傾向があるためです。


(2)競合状況

まず、強い競合がいない=良い立地であるとは限りません。競合の存在は市場を大きくする側面もあり、客層が若干異なるならあえて近隣へ出店を決断することもあります。ポータルサイト等をチェックすれば、競合のアクセス数や口コミ数もわかるため、参考にするのもよいでしょう。


(3)客誘導性

商集積(スーパーや飲食店)、交通機関や交差点が発生させるTG要因(トラフィックジェネレーターの略。交通発生源と訳す)をチェックします。

スーパーや飲食店などが近くにどこまで反映しているかによって、消費者が集まる密度が変わりますので、近隣スーパーに関しては実際に客の入り具合を見るべきでしょう。

TGは、電車を使う場合は駅、自家用車なら大型交差点、百貨店や大型オフィスビルの出入口などがそれにあたります。人々が集中的に出会い交差する場所なので、TGとTGを結ぶ場所を上手に発見する習慣を持つとよいでしょう。

この他にも店舗前の通行量や自動車交通量、交通機関として電車やバス通りなどが充実しているか、店舗として駐車場、駐輪場が充実しているか、店舗としての視認性、間口など見るべきポイントは他にも多くあります。

最終的には経営者の勘と経験に委ねられる出店ですが、常にいろいろなビジネスで成功している立地を見て研究を重ねるとよいでしょう。