コンサルタント&経営者コラム

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コラムニスト
出口恭平のコラム/出口 恭平
「情報を発信するところに情報は集まる」
2017.05.16

著者(発行責任者):出口 恭平

船井総研が開催する経営研究会は、現在、約4,900社の企業と法人にご参加いただいています。これらの研究会は、業種・業界ごとに開催され、会員数は年々増え続けています。

オープンな情報交換の場

研究会に初めてご参加いただいた経営者の方が驚かれるのが、同じ業界の経営者が50名、100名集まり、かなりの情報を開示したオープンな情報交換を行っているということです。初めて参加された方は、「えっ?同じ業界なのに、そんな企業秘密のようなことまで公開していただけるのですね!」とおっしゃいます。

私たちがお付き合いさせていただいている経営者の中でも、情報感度が高い傾向にある方は情報の集め方がうまいという特長がありますが、私は、むしろ情報発信力の方が突出しているように感じます。

与え好きの精神

研究会でたくさん情報発信される経営者には、休憩時間などにも多くの会員が話を聞きに行きます。そこで会話をする中で新しい情報が入ったり、ビジネスが次々と展開したりということがあるようです。「情報を発信するところに、情報は集まる」ということでしょう。

もちろんこれらの経営者は、最初から「他の人から情報をもらうために、自分も発信しよう」と考えて行っているのではありません。Give&Takeを期待して発信するのではなく、Give&Giveの精神(与え好きの精神)で情報を発信しているようです。

研究会では、そういった経営者がどんどん情報を発信します。そして、それに触発されて、最初は「自分はどれくらい情報を出そうかな?」と様子を見ながら参加されている方も、だんだんとオープンに情報交換に参加するようになっていきます。結果として、他の経営者勉強会には見られないような、圧倒的に情報交換がオープンな研究会が実現できるのだと思います。

最近では、社内外を超えたオープンイノベーションをいかに実現するかが経営課題となっていますが、Give&Giveの精神で情報発信することが一つのコツのように思えます。


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