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株式会社 柴田

株式会社 柴田 株式会社 柴田
船井フードビジネス経営研究会 会員

■本社所在地 : 大阪府大阪市中央区宗右衛門町3-3 キャナルサイドビル7F
■設立年月 : 1971年6月
■資本金 : 1,000万円
■年商 : 5.77億円
■従業員数 : 60名(アルバイト含む)(2017年5月現在)

お話

柴田 充氏 代表取締役社長 柴田 充(しばた・みつる)

大阪・道頓堀で大繁盛の焼肉・肉バルを展開する株式会社柴田。 事業領域を拡大し成長を続ける背景には、先を見据えた取り組みを続ける3代目社長の姿がありました。

Before    


高価格の客単価設定を行っていたため、2008年のリーマンショックの不景気・外食離れの煽りを受け、客数の減少に歯止めがきかず苦戦が続く。

     
Action  


自店で牛肉を加工する和牛一頭買い焼肉店にチャレンジ。さらに焼き肉業態では活用できない部位も積極活用できる肉バル業態にも参入。

     
After


和牛一頭買い焼肉店・肉バルはともに業績好調。加工品の卸事業もスタートし、牛肉の総合商社としてチャレンジの領域を拡げつつある。

先を見据えた焼き肉業態参入で 一気に繁盛店へ

株式会社柴田は、私の祖母が道頓堀で創業し、この地で時代にあわせたさまざまな事業を展開してきた会社です。もともとは菓子店やうどん店などの事業を展開していたのですが、紆余曲折を経て、私の代で焼肉店に業態転換を行いました。それまで携わったことのない業態でしたが、道頓堀エリアに焼肉や鉄板焼きの業態が多いこと、そして客単価が高いことを理由に選定しました。2000年の8月にオープンした焼肉店ですが、年末には月商1,000万円を超えるなど、すぐに繁盛店になることができました。これは、私が外部から戻ってすぐの頃であったため、十分に先を見据えることができていたことも一因だと感じています。

株式会社柴田と研究会・会員企業との関係性
株式会社柴田が食材の卸機能を補完することで、会員企業はスムーズな肉バル業態への新規参入の実現が可能となる。
船井総研は、肉バルの新規参入の推進と、株式会社柴田の業績アップ、双方の支援により、両社の成功をバックアップしている。

転機が訪れた2008年と業態転換

転機は2008年のリーマンショックの時期に訪れました。私たちの店はやや高めの客単価を設定していたこともあり、不景気に伴う外食離れの煽りを受け、客数の減少に歯止めがききませんでした。さらにこの頃になると、私の経験も時代遅れになっていたため、有効な策を練ることができませんでした。そこで、少しでも先を読む一助にしたいと、船井総研の服部さんとお付き合いを始めることになったのです。服部さんが私たちの会社に訪れて提案くださった内容は、自店で牛肉を加工する和牛一頭買い焼肉店へのチャレンジでした。この提案は、お客様がメニューを頼む上での敷居を下げつつ、特定の部位に在庫が偏らないようにする効果的な提案でした。準備期間は要しましたが、本格的に業態を転換し実行に移しだすと、客数はV字回復。売上も123%以上アップすることができ、今なおこの店舗は好調です。

種部 康一(たねべ こういち)氏
肉バルをモデル店として視察を受け入れるほどの繁盛店の店長として日々活躍中

牛肉加工の強みを活かした新たな事業の拡大

そして、このとき導き出した牛肉の加工という強みが、次の展開の上で大きな役割を果たします。和牛一頭買い焼肉店が軌道に乗った頃、服部さんに次なる業態として肉バルを提案いただき、肉バルが自社内の加工工程で出る端材を有効活用できる業態であるとわかったのです。そのため、同じ肉を扱う業態ながら全社の利益率向上に役立てられ、業態としても時流に適ったものであるため、早速参入しました。この肉バルも瞬く間に繁盛店となり、利益率20%と高い利益を出しながら月商1,400万円を達成。さらに、加工機能を強化する中で自社加工品の卸を担えるまでに事業領域が広がりました。現在では、そうした加工の強みを活かし、肉バルに参入する会員企業に自社加工品の卸を行うことで、 自社のセントラルキッチンの生産性を高めることにも成功しています。こうした取り組みには、船井総研との連携が欠かせません。

内山 一豊(うちやま かずと)氏
イタリア料理の元トップシェフ。現在セントラルキッチンでメニュー開発・製造管理を統括

次の代に確かな屋号を受け継ぐために

私は道頓堀という最高の立地の会社を受け継ぐことはできましたが、屋号を受け継ぐことはできませんでした。だからこそ、少しでも事業基盤を強固なものとし、次の代に確かな屋号を受け継ぎたいと考えています。もちろん、これだけ時代の流れが速い中では容易なことではありませんが、クリエイト、チャレンジ、チェンジの三点を意識し取り組みを続けていけば、それも夢ではないと考えています。今後も、常に先を読み、新たな挑戦を続けながら、社員とともに成長を続けていきたいと思います。

担当コンサルタント  服部 直樹(はっとり・なおき)

服部 直樹

同社は、道頓堀の一等立地にて「道頓堀みつる」をオープンし、瞬く間に圧倒的な繁盛店に成長されました。その後、店内の拡張と比例して増収増益を実現され、肉バル業態の出店も成功させ、現在、両業態とも全国トップクラスの月商をたたき出されています。柴田社長は道頓堀商店街の協会理事も務め、道頓堀エリアの活性化にも力を入れるなど、精力的に活動されています。エリアはもちろん、飲食業界でも注目を浴びるモデル企業です。
《プロフィール》
年間200日以上の全国出張による豊富な現場支援で培った販売促進提案には定評があり、フードグループでもトップクラスの成功事例を持つ。専門業態は「焼肉」を中心に「豚業態」「鶏業態」「海鮮業態」といった素材売り業態をメインにコンサルティングを行い新業態開発の依頼も多く受ける。最近では、業界団体からのセミナー依頼や海外でのコンサルティング依頼も増えている。



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