無題ドキュメント



PDCAという概念を意識していなくても、日々の業務の中では計画を立て、それを遂行することは当たり前にできていると思います。ただし、ひとつ上の成果をあげようと思うならば、これまでの繰り返しではいけません。ひとつ上の目標を立てずに繰り返しの仕事でも売上が0にはならないので、評価を気にして〝できる目標〟にとどめるケースをよく見受けます。また、反対に高すぎる根拠のない数値目標、現場度外視の目標もやる気を削ぐなどかえって非効率です。計画は行動レベルに落としたものでないと機能しないのです。

下図のPlanで具体的な例をあげました。例のように「数値で表されるもの」と「解決すべき課題」の2つを分けて明確化します。これだけで、数字で成果をあげるための行動を洗い出すことができます。実現可能性の高い計画を立てるためには、この計画の手順に加えて〝勝てるイメージ〟が不可欠です。組織であれば、そのイメージの共有が必要です。

それには、あらためて「目的」と「目標」を意識してください。言葉を表層的に捉えて混同している方もいますが、目的が一番上にあって、目標はその目的を達成するための道標にすぎないのです。そして、目標は達成したら新たな目標を掲げ、 目的に一歩ずつ近づいていくのです。


途中で挫折せずにPDCAを実践していけるよう、ステージごとに最低限のポイントを3つずつあげました。そもそもPDCAを回すことが目標ではなく、成果をあげ、成長していくことが本来のあるべき目標の姿です。それをあらためて念頭に置くことで、掲げる計画や行動が変わるはずです。

PDCAは改善で終わりではなく、サイクルを回し続けなければ意味がありません。ですから、よりよい未来を創るために、この基本をないがしろにせず、きちんと身につけなければなりません。低成長時代だからこそ、ステップアップするために必須のテクニックなのです。

組織目標はもちろん、伸び悩む若手へのアドバイスとしてもご利用ください。


外資系自動車メーカーにて営業、マーケティングなどを経験したのち、1998年船井総合研究所に入社。年商1兆円以上の大手企業から社員3名の零細企業に至るまで、企業規模や業態を問わず幅広くコンサルティングを行っている。著書に『これだけ! PDCA』のほか『絶対に断れない営業提案』(中経出版)などがある。








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